日本学術会議の会員候補で、今回任命拒否された東京大学の宇野重規教授

2018年にも、拒否されていたことを東京新聞に「匿名として」リーク。

が、記事中の「情報源」が、宇野氏本人でした、と。。。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b68f7b07df736996dd00b80618601a6abb2cceb

東京新聞「望月衣塑子記者」がスクープ記事でトラブル 

約束違反だと取材先が抗議文

菅総理の天敵”として知られる、東京新聞の望月衣塑子記者が、

取材先とトラブルになっている。情報源から“匿名報道の約束を破られた”と、クレームが入ったというのだ。

 望月記者の“持ち場”といえば、首相官邸の会見室であろう。

安倍政権時代は、どんなに無視されようとも、当時、官房長官だった

菅総理に睨みをきかせたものだが、

「近頃は、めっきり見かけなくなりました。加藤勝信官房長官には

興味がないのかもしれません」  とは政治部記者。

代わって、最近は井上信治科学技術担当相にべったり張り付いているという。 「彼女が追及している日本学術会議の所管大臣だからです。

彼女は菅政権発足直後に持ち上がったこの問題に当初から

強い関心を持ち、大臣会見だけでなく大臣の現地視察などにも欠かさず

参加しています。いの一番で挙手する姿は、官邸会見と変わりませんね。

最近はよくiPhoneを使って、動画を撮っている姿を見かけます」(同)

目下、一番力を入れて追いかけているテーマなのだろう。

だが、その前のめりの姿勢が仇となったのか、

自分が執筆した記事をめぐってトラブルを抱えてしまったというのである。  

問題の記事は、11月14日に東京新聞が一面トップで報じた

「学術会議人事 18年にも宇野氏を拒否」。

望月記者の署名記事である。  今年、官邸から任命を拒否された

日本学術会議の会員候補の6人のうちの一人である、

東京大学の宇野重規教授が、2018年10月の会員補充人事でも、

官邸側に任命を拒否されていたという内容だ。  

宇野氏は「特定秘密保護法に反対する学者の会」や

「安全保障関連法に反対する学者の会」に参加するなど、

政権批判色が強い学者だ。その宇野氏を2年前にも、

今回同様、官邸側が任命拒否していたことを暴いたのである。

東京新聞の記者が明かす。

「最近、彼女は学術会議の過去の人事に関する記事でスクープを

取ったのですが、記事掲載後に取材先から

匿名報道の約束だったのに、実名で報じられた

といった趣旨のクレームが編集局に入ったのです」

「当初、社内では『素晴らしいスクープ』と持ち上げられていましたが、

今は取材手法が適正だったのかと議論を呼んでいます。

記事中に情報源は『学術会議関係者』と書いてありますが、

どうやらその一人が宇野氏本人だったようなのです。そして記事掲載後、

宇野氏は『匿名での約束だったのに、実名で記事が出ている』と怒って、

編集局に抗議書を送ってきた」

当初、望月氏は、宇野氏を匿名にした記事を書いたという。

「ただ、デスクが『実名のほうがいいのではないか』と提案した後、

実名に切り替えて原稿を再提出したと聞いています。

実際に、宇野氏と望月さんの間で、どのような約束があったのかは

わからない。デスクが情報源との約束を破って、実名にするよう迫るなんて

考えにくいし、万一、そう言われても、記者は拒否すべきです。

いずれにしろ、記事掲載後に情報源からクレームを言われること自体、

記者として褒められたこととは言えないでしょう」(同)

東京新聞では、先月、望月氏と同じ社会部に所属する記者が

厚労省の役人相手に机を叩き、怒鳴りつける取材をしていたことが発覚し、

問題になったばかりだ。

「取材トラブルが続出したことを受けて、上層部では記者研修を

やり直すプランまで持ち上がっています」(同)  

望月氏はどう答えるか。電話で直撃したが、

「すみません、新潮と文春の取材は、会社に聞いてもらわないと

いけませんので。今、学術会議の取材でバタバタしていて、

そっちに送ってもらえますか」

――宇野先生から抗議が来ていると聞いたのですが。

「そうです、それも含めて週刊誌には答えていけないということなので、

すみませんが、会社に送っていただけますか」  

代わって東京新聞に聞いたが、

「取材の経緯はかねてお答えしておりません」(編集局)。

宇野氏にも取材を申し込んだが、

特にお答えすることはありません」とのことだった。