https://news.yahoo.co.jp/articles/868793e3a9c96cce64923c82334fe84a4731fad9
中国、香港懸念の5カ国に「失明に気をつけよ」と警告
記事抜粋
国際的な機密情報ネットワーク「ファイブ・アイズ」を構成する英米など5カ国が、香港問題で中国を非難したことに対し、中国は19日、
「失明しないよう気をつけよ」と強い言葉で非難した。
イギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの外相は18日、中国が香港での批判的な声を封じ込めるために組織的活動を行い、
国際的な義務に違反していると非難する共同声明を発表した。
中国外務省の趙立堅報道官は19日、
「(5カ国は)気をつけないと、目玉を引き抜かれるだろう」と述べ、
中国の内政問題に口出ししないよう警告した。
「中国人は決してトラブルは起こさないし、決して恐れることもない」、
「たとえ目が5個あろうが、10個あろうが関係ない」と、
趙報道官は記者団に述べた。
中国は6月に香港での反政府的な動きを取り締まる「香港国家安全維持法」(国安法)を施行するなど、香港への支配を強めている。
5カ国は国安法について「深刻な懸念」を表明。香港の自由と自治を守るという法的拘束力のある約束に、中国は明らかに違反しているとした。
また、民主派議員の議員資格を剥奪するために中国が国安法を押し付けていると批判。香港市民の代表者選出の権利を損ない、
香港での批判的意見を封じ込めようとしているとした。
諜報協定UKUSA(別名ファイブ・アイズ)は
」旧ソ連とその同盟国の監視を目的として冷戦時代に締結された。