以下、「じこちゅーがいっぱい」より。
（中略）
・・・目の前に飢え死にしかかっている人がいるとこうなる。
「早く食べ物をくれ」
「ちょっと待ってくれ。ここで食べ物を渡すと偽善になるかもしれないんだ」
「偽善だろうが何だろうがどっちでもいい。早く助けてくれ」
「偽善かどうか重要じゃないというのか？私は自分に誠実でありたい。本当に純粋な気持ちで人助けしたいかどうかまだ２％ほど疑問の余地がある」
「俺が死んでもいいのか」
「おれが自分に嘘をついてもいいのか」
「人でなし！」
「お前こそ何て自己中心的なんだ」
・・・人助けをためらう人の中にも自己中心的な人はいる。電車の中で老人に席を譲るべきところで、自分は周りの目を気にして譲ろうとしているのではないか、もしかしたら偽善ではないか、と悩んだ挙句、席を譲らない人がそうだ。
こういう人の態度は自己中心的だ。老人を座らせることより、自分の気持ちの方が大事なのだから。
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相変わらずの爆笑哲学教室。。
本当に頭が良い方はこうなんだろうなあと思わせる。
頭のストレッチに同著者の他作品を連続して読みたいが、実現するのは夢のまた夢。。。