【横須賀製鉄所(造船所)創設150周年記念】
本日ヴェルニー公園にて、ヴェルニー・小栗祭式典が執り行われました。
横須賀製鉄所は、勘定奉行小栗上野介忠順とフランス人技師フランソワ･レオンス･ヴェルニーにより、現在の米海軍横須賀基地がある場所に創設されました。(式典パンフレットより抜粋)
本式典はなんと昭和27年から行われている歴史ある式典です。
本年はくわ入れから150年という記念の年。
駐日フランス大使、姉妹都市ブレスト市長、ヴェルニーの出身校エコール･ポリテクニーク学長や、高円宮妃殿下かいらっしゃり、祝辞を述べて下さいました。
午後には横須賀製鉄所(造船所)創設150周年講演会･演奏会でした。
冒頭には群馬県富岡市との友好都市提携締結式です。
富岡といえば昨年世界文化遺産に登録された富岡製糸場があります。
実はこの富岡製糸場と横須賀製鉄所は、ともにフランス人技師バスティアンが設計に携わっていて、製糸場の敷地にはヨコスカ造船所の刻印入りレンガも見つかっています。
このようにフランスの協力を得て、発展してきた横須賀と富岡ですが、フランスは今大きな悲しみに包まれています。
一昨日の悲劇に、謹んで哀悼の意を表します。