劇団に失望しました | ナレーター・声優 西原さおりオフィシャルブログ「小さなシアワセ」

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フリーランスナレーター・声優のヅカ愛と旅と時々仕事。

みなさま、、、

 

 

あの記者会見の翌日、わたしは東京宝塚劇場に行きました

月組公演観劇のためです。

 

 

昨日の今日というタイミングで

わたしもみなさま同様、舞台上の様子はどうかと心配していました。

 

 

結果から言うと

月組はいつもと変わらず穏やかに地に足の着いた様子でした

 

ひとまずホッとしました

 

でも・・・生徒さんはどんなお気持ちでしょう

どんな風に折り合いをつけて舞台に上がってるのか

 

そんなことを考えるにつけ

生徒さんがただそこにいてくれるだけで

何度も泣けてしまって

みんなの精神力に感嘆すると同時に

心配になってしまいました

(ほんとはこんなことはあってはならないと思うのです

観客は本来夢を見に来るものなので。)

 

 

月組はトップさんの穏やかなお人柄が

みんなに良い影響を及ぼしてるように思えます。

そんな風に見えるというだけで、もちろん何も知らないのですが。

 

 

 

 

 

一方で

貴重な命の訴えさえ認めようとしない組織は

あくまで全てを隠し通そうとしています

言葉を換えれば何かを守ろうとしているのでしょう

 

 

守ろうとしているものはなにか

全ての生徒でないことはたしか・・・

 

もしかしたら歌劇団としての存在や収益

特定の人物

スポンサーのイメージ

 

 

これまでもきっとそうやって「守って」きたのでしょう

結果的にそれが「守ってくれる」と高をくくる人を作り

苦しむ人をも生んできたのでは。

 

 

 

人の集団に属してみたらきっと多くの人が感じるのは

自分のために他の人を貶めたり傷めたりする人の存在ではないでしょうか

そしてしばしばそういう人は重用され、目立っていく。

あるいは出世していく

 

 

芸能界もそんなところがあると言われてきましたよね

酷い目に遭っても負けない、むしろやり返すくらいの

根性のある人しか生き残れないと。

ほんとの意味では根性って言葉は当てはまらないけど。

 

 

 

歌劇団も特定の生徒を「守る」ことで

その手の「根性」ある人を増長させてしまったのではないでしょうか

 

今回のことに限らずです。

これまでずっとです。

 

 

 

ただ、OGさんたちの一部は今もとても懐かしく当時を語りますし

どの世界にもいい人もいれば邪悪な人もいるということ?

誰がどちらに属するのかわたしにはもうわかりません

 

 

 

 

今回、また全員を「守って」しまったために

一部の人はまた「ほらね」という気持ちになっているのかもしれません

 

 

ひとつだけ言えるのは、失望したということです

団体としての歌劇団は人の心より命より

もっと大切にしてるものがあるということに。

 

 

 

今日またひとつ公演の休止が発表されて

わたしのスケジュールも消えました

良かったです。

正直、行きたくなかったので。

 

 

まさかこんな言葉を書く日が来るなんてね

 

 

宙組のチケットがあと1枚残っています。

これも中止になればいいなと本音では思ってます。

 

 

 

ただ、気になってるのは

これまで名前が出てきていない宙組生の今です。

みんなどうしてるだろう

彼女たちの様子を知る方法はないでしょうか

 

 

 

実は・・・

来週帝劇に行く予定があります。

 

前任者の責任を誰も問わないのも

何かを「守って」いるのでしょうね?

 

 

 

 

この件はまだまだ全然収束しそうにありません

もう書きたくないのですが。

 

 

 

 

ではではみなさま、ごきげんよう

 

さおりでした