白骨温泉から林道づたいに乗鞍高原温泉へ

話はいきなり逸れるが、R158から白骨温泉に通じるK300はかなり荒れている。スノーシェッドの先、路肩の沢からしぶきを上げて滝のように水が噴出しているのだが、以前は一つだけだったのに今回行くと3本、しかもそれぞれ結構な水量。そのうち大崩壊が起きるんじゃないかしら
林道安曇奈川線もトンネルを過ぎてすぐのところが路肩大崩落。丸永旅館の女将さんがいう通り、白骨温泉は陸の孤島になる恐れ

さて

乗鞍高原に出る
スキーシーズン終了直後
平日なのも拍車をかけて町は閑散としている
路面は完全ドライ
とりあえず一般車両の終点休暇村まで行くが、残念ながら路面に雪は残っていなかった

その後丹念に温泉街を探索
未湯の旅館を見つけては立ち寄り湯を乞うのだが、そもそも玄関に鍵がかかっているところばかり。5月15日の乗鞍岳開山まではこんな調子なのかしら

むう、こうなってはしかたない
最近乗鞍高原といえば行きつけになっているロッヂ蘭山へ。ここは山小屋の看板をあげているだけあっていつも有人

女将さんに700円を渡し浴室へ急ぐ


相変わらず美しい露天風呂
思えば今シーズン最初の雪見露天もここロッヂ蘭山だった
庭にはもうすぐ消滅するであろう雪が少し残っていた



しばらくするとザーッと雨が降り始める
雨の匂いを嗅ぎながら、長々と湯浴み

40度くらいのぬる湯
目に入ると染みるので顔は極力触らない

40分を過ぎたので、内風呂に移動




42度の適温で体を温める


終始貸切
というか乗鞍高原に何人の人がいたんだろうか
こうして硫黄チャージ完了



夜は昔の同僚が松本に来ていたので二人で町へ
最近お気に入りのおでん屋瀞さん
たけのこ、大根、豆腐、ワカメ
いかん!痛飲してしまった

ロッヂ蘭山
長野県松本市 安曇鈴蘭4290-3
0263-93-2511
700円 

湯川源泉
単純硫黄泉(硫化水素型)
(低張性・弱酸性・高温泉)
成分総計0.9091g/1kg
pH3.20
泉温46.8℃
ほとんど無色澄明、微酸味・強硫化水素臭を有す
主要成分(1kg中)
硫酸イオン336.8mg
遊離二酸化炭素202.0mg
遊離硫化水素35.4mg

県道84号乗鞍岳線沿い。冬はスタッドレス必須ですよ

駐車場は表におよそ7台