松葉の湯から更に坂を登る
この時間になると道を歩く人もいない


温泉街の山手にある秋葉の湯
野沢の共同浴場では少数派のコンクリ製

中に入ると、地元の先輩が一人
おはようございますと挨拶して私も湯べりに座る

石鹸を取り出して泡立てる
もう脂が抜けてカサカサだが、体を洗うのも作法



(ネットより)
この浴場は共同浴場の中でも一番明るい
南と東に大きな窓があるので、そこから陽光が入るのだ



(ネットより)
わずかに緑色がかった湯も大変綺麗に見える
アン「いや、これは凄いですね。ここは一番明るい共同浴場ですね」
先輩「どうなんだろ。ワシら他のところには行かないからね」
アン「お住まいはどちらで?」
先輩「この風呂の向かいだよ」
なんて羨ましい

先輩もあがり、一人でこの美しい風呂を堪能
恐らく一番良い時間に入ったのだろう
出たり入ったりして名残を惜しむ

風呂から上がると、洗濯場から賑やかな声



女性がお孫さん二人と野菜を洗っている
アン「あの、これって野沢菜ですか?」
女性「そうですよ、これが野沢菜」
アン「へええ、初めて見ました。ほうれん草みたいにもっと小さいと思ってました」
お断りして写真を撮らせてもらった

やっぱり野沢温泉に住むのもいいな!

秋葉の湯
長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9687
寸志
6:00〜23:00
湯は松葉の湯と同じ源泉

大釜及び御嶽の混合泉
アルカリ性単純硫黄泉
(低張性・アルカリ性・高温泉)
成分総計0.998g/1kg
pH8.5
泉温76.0℃
湧出量160ℓ/分
無色澄明、硫化水素臭を有する
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン189.4mg
カルシウムイオン86.8mg
硫酸イオン456.1mg
硫化水素イオン15.7mg
炭酸イオン20.4mg

温泉街の中心部。道狭し
駐車場なし