週末は梅雨の中休み

よし、それでは転勤後初となる登山に行きましょう

東京からSさんを召喚

前日は団結会


翌朝、例によって予定より遅れて出発

R299から麦草峠経由で稲子湯へ向かう



稲子湯の脇に車を停めて登山開始 


途中の山小屋(しらびそ荘)でリス



カモシカちゃん



なかなか良い景色のところをテクテク歩く


稲子湯から3時間弱で本沢温泉に到着


結構立派な山小屋ですね

チェックインを済ませたら、早速雲上の湯だ


結構荒れた道を10分ほど歩く

ビーサン持っていったが、登山靴を強く推奨


登山道から左にそれ、沢沿いを進む


おほほ、あれが目指す露天風呂ね

日本で二番目に高所にある温泉、自然湧出では日本一の標高2,150メートルに湧く温泉


うふふ、白濁りの綺麗な湯


我々が行くと、湯べりに4人の人

アン「こんにちはー、熱いですか?」

人A「熱くて入れないですよ」

アン「お任せください揉んでみましょう」

手早く湯もみして、いざ


すいません、一番風呂いただきました

お湯は44度くらい。硫化水素型なので香ばしい焦げ臭がぷんぷん。湯ざわりはツルスベ

pHの掲示がなかったが、弱酸性とあるとおり肌に優しい湯。これは一級品の名湯だ


ここでは4人のおじさんで長湯

登山おじさん、オフロードバイクおじさんと我々

色々話をしたが、一番面白かったのが国鉄チェルシー事件

キオスクにヤクザ風のいかついおじさん

何やら急いでいるよう

「おばちゃん、チェルシーおくれ」

チェルシーを買ったおじさんはすぐにどこかに立ち去った、かと思ったら鬼の形相ですぐ戻ってきて

「おいババア!飴でケツ拭けるかアホンダラ!」

おじさんはチェルシーじゃなくてちり紙が欲しかったのだ


さて、こうしてたっぷり2時間入る




登山おじさんにお話を伺うと、夏場でもそれほどアブちゃんは出ないそう。ブヨはいるらしいが、この日は12時過ぎに入ったこともあり、我々は遭遇しなかった


こうして今年入った中でもたいへん印象深い入浴を済ます。聞けば朝方も最高とのことなので、この後も行ってみましょう


本沢温泉雲上の湯

長野県南佐久郡南牧村海尻

0266-72-3260(山小屋)

1,000円

日の上がっている間営業


本沢温泉野天風呂

酸性・含硫黄-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩泉(硫化水素型)

(低張性・弱酸性・高温泉)

成分総計2.399g/1kg

pH不明

泉温40.8℃※掲示はこうなっていたが、加温なしで湯船の温度が44度あるので恐らく誤り

主要成分(1kg中)

ナトリウムイオン85.5mg

マグネシウムイオン70.1mg

カルシウムイオン247.3mg

硫酸イオン1,120mg

遊離二酸化炭素460.1mg

遊離硫化水素96.7mg


色々ルートはあるが、今回は稲子湯そばの駐車場(20台ほど)が満車だったため、近傍の道路脇に駐車。そこから徒歩でおよそ2時間40分

登山装備は必要