鉛温泉に行くなら必ず寄れよ、温泉友達のI君から強く勧められた台温泉
花巻温泉郷の大きなゲートの脇にある細い道を抜けると左手に台温泉街が見えた
温泉街は環状に通る道沿いに軒を連ねている
事前勉強せずにきたので、まずは一周回ってみよう
結局決めたのは、入り口すぐにある吉野屋旅館

宿泊客が出たばかりで掃除しているところだったが、立ち寄り湯を乞うと快く応じてくれた
玄関から奥に進むとこじんまりとした脱衣所、そしてその奥に浴室がある

四角い浴槽は4人サイズか。透明度の高い綺麗な湯が張られている

湯船には、細いホースで源泉がちょろちょろとかけ流されている
手を湯船に入れるとこれがべらぼうに熱い。50℃は余裕で超えているぞ
これだけ投入量を絞ってもこの熱さ
仕方なく蛇口を捻って盛大に加水
そろそろいけるかとかけ湯するが、その度に飛び上がるほどの熱さに辟易。まさかこんな激アツ温泉だったとは

加水している間、手持ち無沙汰で窓の外を見る

小川を挟んで隣の旅館が近接している

10分ほどして漸く浸かる
ひっかかりのない湯ざわり
微かに石膏臭
いかん、全部熱さに持っていかれてる

汗もひかないまま浴室を出る
軽い脱水症か、声がうわずってきた
台温泉、ノーマークでしたがかなりの激あつ湯でした

吉野屋旅館
ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
成分総量1.005g/1kg
pH8.2
泉温71.7℃

県道297沿い。温泉街は歩行者注意
駐車場は斜向かいに5台ほど