昨日は〈末廣亭〉。
楽屋入りすると、私の直後の出番である可龍師匠が既に入っていらっしゃいまして…
「兄さん、楽屋に入るの早くないですか?」
と問えば…
「ウン。早く入って、お客様の反応を伺っておかないとネ?」
…と。
コレですヨ。
寄席育ちではないので偉そうな事は云えないのですが、ひと昔前のように、出番ギリギリに入って、着替えながら根多帳を見て…
「ネタがついてないから(噺の内容が似てないから)、此の落語でいいだろ」
…と云う時代は、終わった気が致します。
お客様は、様々なエンターテインメントがある中で寄席を選んでくださり、木戸銭を払っていらしてくださっているのですから、そのお客様に喜んで頂ける努力はしなければ、プロとは云えないかナと。
勿論、お客様の反応を見た上で投げたボールが間違える事だってあるとは思いますが、そのくらいはしなければなりません。
…と、偉そうな事をつらつらと記しましたが、そんな事を改めて教えて頂いた気が致します。可龍師匠、有難うございます!(泣)
昨日で、今月下席の出番は最後でした。末廣亭並びに芸術協会の皆様、心より御礼申し上げます。
さて…本日は、上州で落語会です☆頑張ってきますヨ~♪