【映画見聞記vol.1128】 | 七代目 三遊亭円楽のブログ

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昨日は〈TOHOシネマズ上野〉にて『首』を観ました。

北野武監督が構想に30年を費やした本作は〈本能寺の変〉を題材にしておりやす。

さて、如何なもんでしょうか…

さして新味は無いものの、監督らしさは存分に出ております為、充分面白いです。

加瀬亮さん演じる信長以外は普段通りに喋ってますし、年齢もバラバラなんですが、そこに違和感を感じさせない映画力があるのは流石。

清水宗治の切腹場面をはじめ、ちょいちょい挟まるコント場面は北野映画の真骨頂。緊張と緩和が、映画を加速させます。

西島秀俊さんの明智光秀はピッタリでした。大竹まことさんの迫力。ラスト、痛烈。是非。