昨日は、中席楽日。
昼は〈国立演芸場〉。
六代目の『目薬』で、お仲入り。楽屋でもお元気そうで、とても良かったです☆
仲入り後の〈食いつき〉の出番でしたが、休憩中に私のお後の出番の談春師匠から…
「何を演りますか?」
と聞かれたので…
「『七段目』を演ろうかと…」
と云うと、何故だか知りませんが爆笑された…
「何で笑うんですか?」
「いや、おじさん『一分茶番』を演ろうと思ってました」
…説明しよう。
『七段目』と『一分茶番』は、どちらも芝居を扱った噺の為、楽屋では「ネタがつく」と申しまして、私が『七段目』を演ると、談春師匠は『一分茶番』が出来ないのであります(泣)。
「あ~、そうでしたか!それならネタ変えます!」
「いやいや、おじさん他にもネタ持ってるから大丈夫です」
…と。
それは重々承知してますが、談春師匠の『一分茶番』が聴きたかったので『高砂や』にさせて頂きました(笑)。
トリの小遊三師匠の『替り目』に爆笑させて頂いてから、夜は〈末廣亭〉。
「此方で『七段目』を演らせて頂こうかしら♪」
…と思っていたら、トリの遊雀師匠が『唐茄子屋政談』をネタ出しされておりまして、主人公の〈若旦那〉でネタがつきましたので、結局『雑俳』を演りました☆
昼夜共に沢山のお客様で、本当に有難かったです。
御来場くださった皆様方、心より御礼申し上げます!つくづく、いい中席でした(泣)。