世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた | 七代目 三遊亭円楽のブログ

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コメンテーターとしても大活躍中の脳科学者・中野信子さんによる『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』(アスコム)を読みました。

タイトルの通り、中野さんが見てきた〈頭のいい人〉が、具体的にどんな事をなさっていたかについて書かれています。

最も参考になったのは、財界人のYさんと云う方のパートでの…



「最初はとにかく相手にしゃべらせること。

話し上手よりも聞き上手に徹するのです。

人は誰でも、自分の話をちゃんと聞いてくれると嬉しくなるものです。

すると相手は気分が良くなってきて、聞いてくれる人を信頼しやすくなります。

このようにして信頼を得る方法を、『ラポールの形成』といいます



…と云うもの。人の話は、ちゃんと聞きましょう。

周囲の人に助けてもらうには(自分が苦手な事を手伝ってもらうには)、普段からその方々を褒める事。

そして大切なのは、ただ褒めるだけでなく、ちゃんと御礼をする事。ささやかなプレゼントだとか。

あと、どんなに悪い状況でも、そこで冷静になり、俯瞰で自分を見て「現在の状況から何か得られるものはないか?」と考える事が、自分を成長させてくれるそうです。

〈後背(ハロー)効果〉と云うものがあり、人間は見た目(身なり)でかなり判断されるそうです!気を付けねば!!

そして、自分の短所には、ある程度目をつぶっておかねばなりません。

何故なら、誰かから自分が気にしている事を云われた時、その言葉が後押しをして、自分で自分を傷つけてしまうからだそうです。

あと面白かったのは…



「人間は成人するまでの間に、14万8千回もの、否定的な言葉を聞かされて育ってくるのだそうです」



…なんですって!

人生振り返ってみれば、確かにそうかも(泣)。



「最高のリベンジは、最高の仕事をすること」



「誰にでも、できることをきちんとやれば、絶対に結果が出る」



中野先生、今回も大変勉強になりました☆またお会いしましたら、色々と教えてください~♪