
とあるアラ子さんの人気コミックを『勝手にふるえてろ』の大九明子さん監督で映画化



脚本は、シソンヌのじろうさん

キャストは、黒川芽以さん、臼田あさ美さん、田中圭さん、中村倫也さん

さて、如何なもんでしょうか…
まずい…
黒川芽以さん演じる悩める美人タカコに、油断したら惚れてしまいそうでした


(←コイツ、絶対にもう惚れとる
)此の作品〈逆『モテキ』〉なんですよネ?

『モテキ』では、森山未來さん扮する藤本幸世が、長澤まさみさん扮する松尾みゆきに翻弄されて…
此方では、黒川芽以さん扮するタカコが、田中圭さん扮する矢田部に翻弄されて…
ついでに云えば、中村倫也さんの役回りは麻生久美子さんて事になりやすかネ

バーカウンターで眠ってしまったタカコに向かって、矢田部がサラリと放った…
「俺のこと、好きになっちゃった?」
…は、マジでヤバい

こんな台詞を云って許される人って、恐らく人類でも限られておりまして、田中圭さんはそちら側にいらっしゃるお方

恐らく観ていた女性客全員が、矢田部に惚れた事でしょう
私もドキドキしましたもの
チクショウ…私もちょっと前なら、同じ台詞が云えた筈なのに
太っちゃったからなァ
(←体型以前の問題でアウト
)既読されてない事でタカコが悶々とする気持ち、わかるわかる
…とか云っときながら、王ちゃんはガラケーだからLINEやってないんですがネ
恋愛は、惚れてしまった方が負けだもんなァ

好きな女の子にメールを打つ時、推敲に推敲を重ねますし…
それを打った後、いつ返事が来るかが楽しみだけど、その反面怖い為、わざと6時間くらい電源切りますし…
6時間切ってたにも拘わらず、電源を入れたら返信が来てなくて〈この世の終わり〉みたいな顔をしますし…
その直後にメールが来て、犬ならば尻尾がちぎれんばかりに喜んでるクセに、わざと「ボク、返信なんか待ってませんでしたヨ?」と云わんばかりに、明くる日に返信をしたり…
でも、返信内容は直ぐに作って、これまた推敲に推敲を重ね、明くる日、送る直前にメールを再度確認し「ああ
此処でこんな絵文字使うと、オレが好きだって事がバレてしまう
」ってな感じで、それを慌てて消したり…明くる日に満を持して送ったけれど、向こうの方がウワテで…と云うより、此方の事を何とも思ってなくて、2日後に返信がアッサリした内容で来たり…
で、色々と悶々とした挙句、恋愛成就しなかったりして…あ、今の話ぢゃありませんヨ?
臼田あさ美さんも中村倫也さんも役柄にピッタリの演技をしていて、主要キャスト四者四様でグー

クライマックスで、いい意味で深刻になるのが凄い
じろうさんの脚本に、脱帽です


いや~、楽しんだ楽しんだ
皆さんも観てチョンマゲ
