昨日は、渋谷の〈シネクイント〉にて『ヘイトフル・エイト』を観ました



楽しみにしていたクエンティン・タランティーノ監督の最新作

真冬の山のロッジで、殺人事件が発生
閉じ込められた8人が、一筋縄ではいかない連中で…ってな物語
相変わらず批評家の方々からも絶賛されている本作、さて如何なもんでしょうか…
ムム、コレは…
思っていたよりも揺さぶられませんでした
残念
『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』と云った直近2作は、冒頭のつかみから夢中にさせられ、そのまま一気呵成に突っ走り、映画の醍醐味を十二分に堪能させられましたが、今回は…
男友達から「すんげェ可愛い女の子、お前に紹介してやるよ
」と云われ、会ってみたら「…エ?そんなでもないぢゃん…」てな時とおんなじで、個人的な期待値とそぐわなかっただけなんでしょうがネ
とは云うものの、168分と云う3時間弱もある長尺モノだのに、その長さを感じさせないのは流石

キャラクターの魅力と、加えて悪趣味が混ざる会話の楽しさによるものでしょう


曲者揃いの登場人物の中、白眉はサミュエル・L・ジャクソン

知的だけど、ひとくせもふたくせもある賞金稼ぎを怪演
殊に、黒人嫌いの将軍役のブルース・ダーンとの対決は強烈
でも、もうひとつ欲しかったなァ
タランティーノよ、次回作も期待してます
今年に入って、今んところ「コレ、最高
」と云う作品にぶつかってないんすよ
17本観てるのに
まだまだこれからでがんす
いっぱい観るぞ


