
我が【王楽アカデミー賞】にて〈裏作品賞〉の常連である韓国の鬼才キム・ギドクの最新作

女子高生殺害事件をきっかけに、7人組のテロ集団が7人の容疑者を次々と襲い…ってな話

今回も、私の大嫌いな〈痛い場面〉が多いのかしらん?ああ、やだやだ
(←観るなよ)さて、如何なもんでしょうか…
ほほォ…
いつもと比べると〈個人的に嫌いな類の痛い場面〉は少なく(←とは云え、目や耳を覆う回数は多かったですが…てか、何故観る
)、物語自体の〈つくり〉もいつもと比べて普通だったように感じました

「目には目を、歯には歯を」で復讐を繰り返しても、結局虚しさしか残らない…どころか、新しい暴力を産む危険性もある…ってなテーマを、ギドクにしては割とフツーに撮ってます

…とは云え、自分の小供が殺されたら同じような行動を取ってしまうかも知れないなァ

それに引き換え、昨今ニュースや何かで、亡くなったお子さんの親御さんがインタビュー受けてるのを見ると、凄く冷静なんすよねェ…「何故、あんなに冷静でいられるんだろう」と、色んな意味で凄いと思います。
ギドクよ、次回作も期待してまっせ
…けど痛いのは、勘弁してちょ
(←だから観るなって)