昨日は、2015年初の映画鑑賞

〈新宿武蔵野館〉にて『薄氷の殺人』を観ました



「アナタの落としたのは、金の熊ですか?銀の熊ですか?それとも汚い熊ですか?」
「私が落としたのは、汚い熊です」
「正直者のアナタには、金の熊と銀の熊、どちらも差し上げましょう」
…てな訳で

本作は【第64回ベルリン国際映画祭】にて、最高の栄誉である〈金熊賞〉(作品賞)並びに〈銀熊賞〉(主演男優賞)をWで受賞した中国映画です


1999年、中国の華北地方で同一人物と思われるバラバラ死体が発見され、刑事ジャンは捜査を始めるがやむを得ず中断

然し5年後の2004年、またもやバラバラ死体が発見されると、何と5年前の被害者と同じく、死ぬ直前に美しい未亡人が関わっていた…ってな物語
面白そうでしょ
監督は、俊英ディアオ・イーナン
さて、如何なもんでしょうか…アラ?想像していたものと違ったと云いますか…何だかオラには、よくわからなかっただよ

唯一興奮したのは、ファム・ファタールのグイ・ルンメイかな
ああいうお顔立ちの方がミステリアスな役をやるとワクワクします
阪本順治、西川美和、山下敦弘、松江哲明…並み居る日本映画界の名匠がこぞって絶賛してるにも拘わらず、オイラだけがわからないなんて…ちゃびちィ~っ



