
昨日は、話題の『アバター』を観ようとしたんですが…ガーン!満席でやんの… (-_-#)
代わりに〈TOHOシネマズ シャンテ〉にて『ジュリー&ジュリア』を観ました。
同劇場では、先日オイラのハートに火をつけた快作『(500)日のサマー』が上映されてるのですが、そのポスターを見たらこうしてあった…
「ゴールデングローブ賞 作品賞・主演男優賞ノミネート」
オーイ!サマーを演じたズーイー・デシャネルが、何で〈主演女優賞〉にノミネートされてないんだよ~!!どう考えてもおかしい~!!! (ノ><)ノ
異常なまでにムカついたので帰宅して落語の稽古でもしようかとも思ったのですが、帰って稽古したところで仕方ないので映画を観ました(←仕方あるし稽古しろよ…てか前日『小三治』を観て熱くなったお前は何処に行ったんだ?)。
『ジュリー&ジュリア』は、料理で人生の変わった女性2人…ジュリーとジュリアの時空を超えた物語。
そんな2人を演じるのは、ジュリアが大御所メリル・ストリープで、ジュリーが注目株エイミー・アダムス。監督は、女流のノーラ・エフロン。さて、どんなもんでしょう…
ウン。フツーに楽しめますけれども、個人的には可もなく不可もなくって処かな?あ、飽くまで個人的によ?
そういえばノーラ・エフロンの映画、初めて観ました。
『恋人たちの予感』『めぐり逢えたら』『ユー・ガット・メール』…どれもメグ・ライアンで、どれも観ておらん。それより私、メグ・ライアンの映画を観た事あったかしら? (o・ω・o)?
うざいくらいに強烈な個性のジュリア・チャイルドを演じたのが、ご存知メリル・ストリープ。今や〈ハリウッド女優界のボス猿〉の地位を不動のものにしました彼女が、うざいくらいに甲高い声を放って頑張ってました。ホントにあんな方だったのかしら?近くにいたら、うざそうだな… (-_-;)
年々〈ジャガー横田化〉してくるメリル。今回の彼女は、何て云うのが適切でしょう…〈謝恩会の教頭先生〉って感じ?まァどちらにしても、PTAの集まりにいそうな感じだ。
主演女優2人よりも、それを支えた2人の亭主…スタンリー・トゥッチとクリス・メッシーナが良いです。
特にスタンリー・トゥッチは、ジュリアへの〈愛〉がさりげなく感じられて出色。クリスは『それでも恋するバルセロナ』でも、さりげなく好演しておりましたな?
ジュリーがジュリアに嫌われた時(?)に、ジュリーの旦那(クリス)が放った一言が素敵でした。
「恩師だって完璧ぢゃない、大事なのは心の中の恩師だ」
お料理の数々が目の保養にはなりますし、メリルの油っこい演技も流石の貫禄である意味楽しめますし、興味がおありの方は観てみて下さい♪