




さて【博多・天神落語まつり】の中日…てか、2日目ね。
先ずは〈イムズホール〉にて【Jr.東西会】。
メンバーは、出番順に…
三遊亭一太郎、桂春蝶、三遊亭王楽、明石家のんき
〈仲入り〉
林家木久蔵、桂米団治、林家三平
(敬称略)
でした。
開演前、楽屋で以て米団治師匠から、ご自身のターニングポイントとなったご経験を、木久蔵師匠と共に拝聴しました。
此処には書けませんが、米団治師匠は25歳の時に、大失恋をなさったんですって(←書いてるよ)。
噺家をやめたいとまで思ったそうですが、ご一門の兄弟子である桂南光師匠から…
「やめるな!いつか、その女に感謝する時が来る!」
と云われたんですって…その経験があるから、米団治師匠の『崇徳院』は、真に迫るものがあるんですね?
「悲しい思い出が、いつか必ず落語に生きる時が来るから…」と、遠い目をしながら仰る米団治師匠の向かいで、口をポカーンと開けた木久蔵師匠が…
「そっすよね~?ボクも猫が死んだ時、めちゃくちゃ悲しくて、落語どころぢゃありませんでしたもん」
木久蔵師匠、それは確かに悲しいけれども… (-_-;)
一太郎くん『初天神』、春蝶師匠『山内一豊と千代』。
お後の私は、お子さんも多かったんで『つる』を演ろうかとも思ったのですが『高砂や』にしました。
…そしたら別の会場で、ほぼ同時間にパパの好楽が『つる』を演ってまして…〈同時多発『つる』〉をやらなくて良かった。「親子でやってら♪」なんて、笑われるところでしたよ。
リーゼントののんき師匠『まんじゅう怖い』でお仲入り。休憩後、木久蔵師匠『権助魚』、米団治師匠『掛け取り』、三平師匠『秋の唄』でお開き。
〈あさだのカレー〉を食べてから(←おかわりまでしちゃいました♪)〈JR九州ホール〉に移り、次の公演は【五代目円楽一門 四天王の会】。
メンバーは、出番順に…
三遊亭王楽、三遊亭兼好、三遊亭円楽、三遊亭円橘
〈仲入り〉
三遊亭好楽、三遊亭鳳楽
(敬称略)
でした。師匠の命日にこういう会が出来るのは、とても嬉しいです。
私『鈴ヶ森』、兼好師匠『宮戸川』、六代目『紀州』、円橘師匠『雁風呂』でお仲入り。休憩後、好楽『紙屑屋』、鳳楽師匠『寝床』でお開き。
中村園先生が差し入れてくださった〈いかめし〉を頂いてから、今度は〈キャナルシティ〉に行き、出番はないがお手伝い。公演は【東西たっぷり会 其の二】。
メンバーは、出番順に…
立川談春、桂米助、笑福亭鶴光、桂歌丸
〈仲入り〉
桂きん枝、桂三枝
(敬称略)
たっぷり聴けるのが楽しみです♪ o(^-^o)(o^-^)o
たっぷり聴く前に、楽屋にモツ鍋があっていい匂いがしたから、折角だから食べました(←コイツ、食べてばっかり)。
生意気過ぎるのに何故か可愛い子供が光る談春師匠の『真田小僧』、ミスターの存在が馬鹿馬鹿し過ぎて楽しい米助師匠の『長嶋裁き』、駄洒落の嵐に巻き込まれる鶴光師匠の『荒茶』、何度聴いても「コレがお前の〈うす〉!」に爆笑させられる歌丸師匠の『尻餅』でお仲入り。
休憩後、酔っ払いが人柄の良さを伝えるきん枝師匠の『親子酒』、笑って泣いてのハートウォーミングな物語が圧倒的な三枝師匠の『仲直り』でお開き。
終演後、中日お馴染みの〈ウォーターダイニング蔵音(くらいん)〉にて打ち上げ。
のんき師匠がプレスリーを歌えば、鶴瓶・小遊三・桃太郎各師匠が踊る。市馬師匠が『俵星玄蕃』を歌えば、鶴光・染丸・正雀各師匠が踊る…落語ファン垂涎の、かくし芸大会でした♪ O(≧∇≦)o
さて、楽し過ぎる此の祭典も、いよいよ楽日。もう出番はありませんので、いちファンとして楽しんで参ります! o(^-^o)(o^-^)o