2024/04/24.

 

今朝の最低気温は午前3,4時の14.5℃,日中の最高気温は午前11時の16.8℃でした(ウェザーニュースから).

 

今朝は公園から田んぼ,帰りしに公園へ.公園の観察は早朝(05:33~05:56),帰りし(08:17~08:44)の2回です.

 

(写真(c)は 24/04/24 05:41)

日の出時刻(04:55)46分後.薄暗い池.雨が降ったり止んだり,風が冷たい朝でした.

 

今日のカイツブリさん.

(写真(c)は 24/04/24 05:44, 08:25)

早朝,南西に1羽.エビを食べていたソルちゃん.この後,西の草むらに戻って鳴き交わし.

 

帰りし.南西に1羽.これはルナちゃん?

 

西のつがい,ソルちゃんとルナちゃん.今朝は2羽揃って出てきませんでした.鳴き交わす声は西端の草むらから.営巣を終えた可能性が高そう.産卵,抱卵が始まると思います.

 

(写真(c)は 24/04/24 08:26, 08:31)

東エリアに1羽.

 

シナモンちゃんです.

 

早朝は鳴き交わしの声だけでしたが,帰りしに1羽,シナモンちゃんが姿を出しました.


こちらにもシナモンちゃんとサフランちゃんのつがいが住んでいます.ここ数日,鳴き交わすの場所が東端の草むら,同じ場所が多くなりました.営巣場所が決まったよう.昨日・一昨日は草むらの外で姿を見なかったので,こちらも営巣を終えたかもしれません.産卵・抱卵も同様です.

 

私が毎朝見に行く公園では,カイツブリさんの巣は葦原の奥にあって,残念ながら見ることが出来ません.それでもつがいの様子を見ていると,状況はそれとなく分かります.営巣を始めると,2羽揃って草むらの外に姿を見せることがほとんど無くなります.営巣を終え,抱卵が始まると,1羽が外に出てきて,しばらくして巣に戻りますが,そのとき必ず鳴き交わします.

 

西のソルちゃんとルナちゃん,東のシナモンちゃんとサフランちゃん.ほぼ同時に営巣を終え,これから抱卵開始みたい.二組の雛ちゃんが誕生するかな?雛ちゃんのお披露目まで3,4週間.来月末が楽しみです.

 

シナモンちゃんとサフランちゃん.他のカイツブリさんは「キリリリリ」と鳴き交わします.シナモンちゃんもサフランちゃんも「キリリリリ」と普段は鳴いています.

 

(写真(c)は 24/04/24 08:34)

今朝は変わった鳴き交わし.最初の方の「キュゥ,キュゥ」.14秒ぐらいから低い声で「クゥ,クゥ」.最初がシナモンちゃんで,答えたのがサフランちゃん?

 

(動画(c)は 24/04/07 08:06)

サフランちゃんは以前にも「キュゥ,キュゥ,キュゥ」と鳴いていたことがありました.この鳴き方は,求愛行為の一つではないかと思っています.とすると,交尾前?産卵,抱卵と続きそうです.

 

 

(写真(c)は 24/04/24 05:46, 05:38, 08:21)

今日のカルガモさんは22羽.

 

今朝も網乗りで熟睡中のカルガモさん登場.

 

池の外をお散歩中のカルガモさん.この2羽はつがいではなく,それぞれ相方がすぐそばに隠れていました.

 

(写真(c)は 24/04/24 05:35, 05:47)

今朝は雌コガモさんがたくさん.

 

まだつがいになっていないコガモさんのよう.雄コガモさんが盛んにディスプレイしていました.

 

(写真(c)は 24/04/24 05:38)

バンさん.最近よく鳴き声を聞きます.池に住みついたようです.

 

(写真(c)は 24/04/24 08:25, 08:35)

つがいのカワセミさん.

 

飛び回っていますが,なかなかツーショットは撮れません・・・

 

田んぼの方.

(写真(c)は 24/04/24 )

高架そば.モズさん家族の鳴き声は聞こえましたが,今朝は雨.探すのは断念しました.

 

田んぼからいきなり飛び立った2羽.クチバシの様子からシギさんの仲間だと思いますが,そのまま遠くへ飛んで行ってしまい,詳細は不明.大きさはヒバリさんぐらいで背中に模様がありました.

 

もう一組,田んぼの側溝に2羽.写真は撮れず.フォルムはシギさん,大きさはツバメさんより少し大きい感じ.お腹からお尻が白くて上半身が黒っぽい臙脂色.誰でしょう???

 

田んぼの方では鳥さんを探しているより歩くことに重点を置いています.それでも気になった鳥さんがいるとできる限り観察したいと思って毎朝歩いています.今朝は,雨,そして少し風が吹いて,先日骨が一本折れた傘が,完全に壊れてしまい,観察どころでは無くなってしまいました.せっかくシギさんに会えたのに,誰だか全く分からずじまい.残念でした・・・

 

最後にカルガモさん.カルガモさんは小鳥さんと違ってゆっくり観察できるので,傘が困った状態でも,いろいろ見ることが出来ます.最近は,つがいで一緒にいる事が多いカルガモさん.雌雄識別をまとめてみます.

 

(写真(c)は 24/04/24 05:52, 05:52)

早朝,公園の池に居たつがいのカルガモさん.

 

雌雄が分かり易いペアだったので,モデルになってもらうことにします.

 

識別ポイントその1は上尾筒.写真の緑矢印のところです.雌はその部分に模様が見えます.雄はこげ茶色で模様が見えません.この部分が見えると確実に雌雄判別が出来ます.

 

識別ポイントその2.背中から胸にかけての羽縁の色.雌は白くてはっきり.雄は色が茶色に近く,体全体が黒っぽく見えます.

 

識別ポイントその3は,体の大きさ.並ぶと少し小柄な方が雌です.

 

識別ポイントその4.三列風切.ネット検索すると白いのが雄と書いてあるのを見かけることがあります.ただこの部分に関しては,確実な識別ポイントでは無さそう.私がこれまで見てきた感じでは,雄は確かに白い方が多いのですが,雌はどちらもいます.一つ考えらる事として,この部分は交尾の際,雄の脚がかかります.それで擦り切れたりして白い風切が抜けてしまったりするので,雌の三列風切は白くないとの説が出来たのかなと思っています.

 

実例をいくつか.

(写真(c)は 24/04/24 08:22, 08:23, 08:23)

この写真では分かりにくいですが,右のカルガモさんの上尾筒に模様が見えました.体の大きさも違いますね.前が雄,後が雌のカルガモさんです.

 

こちらも上尾筒に注目.前が雌,後が雄です.

 

上のペアの雌カルガモさんが大きな声で鳴いていました.私の印象では,雌カルガモさんの方がおしゃべりな気がします?!

 

(写真(c)は 24/04/24 08:04)

田んぼ脇の川を泳いでいたカルガモさん.近くで見ると上尾筒や背中の羽縁の違いも分かりましたが,遠くから見た場合は識別ポイントその4の風切の違いで区別してもそれなりに当たってるように思います.このペアは前が雌,後が雄のつがいです.

 

 

自分メモ:

コジュケイさんは,神社のそば,田んぼの方で鳴いていました.

 

カメラの時刻較正(9/19,前回は7/6)

カメラC:-1:04

カメラN:+0:38

カメラP:-2:08