昨日は月に一回のサブリミナル心理学のセミナー開催日。私は2回目の参加です。
例によって10時半から19時半までの長丁場な上に、昨日は時間を間違えて30分以上前に到着してしまいました。それでも自転車で40分ほどで行ける身なので、文句は言えません。中には大阪や愛知から来る人もいます。往復する時間はもちろん、交通費だってバカにならないはず。そう考えると時間を無駄にできない、何かを得て帰りたいという学習意欲も高まることでしょう。
昨日のセミナーでは、意識と無意識の間にあるバイアス(先入観)をうまくコントロールして、自分のことを思い通りに相手に見せられるようにするコミュニケーションの方法を学びました。
例えば本当はネアカなのにネクラに見られてしまうとか(ネクラととかって最近言わないか?)、本当は寂しがり屋なのに一人が好きな人に思われたりすることなどないでしょうか。そのようなギャップが生じることに対して、上手な理由付けをすることが出来れば、自分のことを相手に思い通りに見させることが出来るようになるというのです。
これは特に相手から何か質問を受けた時の返し技として効果があります。そのために活用するのが、例え話です。
まず相手から質問されたら、それに素直に答えるのではなく、「例えるならば○○のようなものかなあ」と答えることによって、相手に特定のイメージを持たせます。「それってどういうこと?」と相手が聞いてきたら思う壺。気の利いた答えをいうことによって、「なるほどね」という納得感を相手に抱かせることが出来るのです。
たとえば、私は「おやじ業さんた」と名乗っていますので、「おやじ業って何?」と聞かれることがよくあります。
それに対する答えを考えました。
それは、「例えるなら、ブーブークッションのようなものかな~。」というものです。
「えっ、それってどういうこと?」と思ってもらえましたか?
「そう、ブーブークッションのようなもの。つまり嫁さんの尻に敷かれてブーブー言っているのがおやじというもの。・・・ブーブー言えればまだいい方で、すかしっぺになっている人も多いでしょ。それでも嫁さんを下から支えるようなことをしていくのが、おやじ業の仕事です。」
・・・まあ何だか分かったような分からないような答えになっていますが、まずは笑いを取って相手の心を掴んで、そこからまじめな話、具体的な話に展開していくという作戦です。
これから名刺交換をする時に使ってみたいテクニック、ここでネタばらしをしてしましました。