名選手必ずしも名監督ならず、と言うように、自分で実際にやるのが得意だから教えるのも上手だということは必ずしも言えません。グローブ作りの名人が、野球をまったくやらないということだってあるでしょう。

 

 

こと、子育てに関して言うと、このようなことがしばしば起こりそうです。

 

 

まず、自分が子どもの時に優等生だった人が子育てに躓くことは、よくあると思います。教師の子どもが不登校になるケースもよく聞きます。

 

 

他人の子どもなら上手にしつけられるのに、自分の子どもとなるとうまく出来ません。教育評論家だって自分の子育てには悩んでいることでしょう。

 

 

私も子育てがうまく出来ていないからこそ、他人の子育ての悩みが分かるとも言えます。問題を解決することは大切ですが、まずはその前に問題に共感して共有すること。優等生に、出来ない人の気持ちはなかなか分からないでしょう。

 

おやじ業さんたは、ダメおやじだけど、だからこそ出来ることがあるのだと信じています。