駅へ向かう歩道橋の上から見たメタセコイア並木です。
去年の3月に強い剪定が行われ、まだまだメタセコイア本来の姿にはほど遠い感じです。

(左手前の並木から外れている木が本来の姿でしょうか)




上の写真の黄色い部分は、オオキンケイギク。
繁殖力が強く、在来種に影響があるところから「特定外来生物」として駆除の対象になっています。
悲しい話です。
元々、観賞用として、またその繁殖力の強さから荒地の緑化植物として導入され、花の美しさもあって、もてはやされた時もありました。



まさかそんな話になっている事など知ってか知らずか、健気に肩を寄せ合い咲くオオキンケイギクです。
殊更悲しい話風に書きましたが、実際はしたたかに繁殖し、気がつけば我が街もあちこち山吹色が溢れております。
綺麗です。













こっちの木もある意味悲しい存在です。ソメイヨシノに負けないくらい華やかに咲くのに、その割にはあまり騒がれない、エゴノキです。



パッと咲いてパッと散るのも似ているし。
その後、踏まれて道が汚れるのも似ているし。
(どうでもいいけど)
なにが駄目なんでしょう?散り方かな?
エゴは椿のように花がそのままの形でパラパラ散るので、「ハラハラ、ヒラヒラ」といった風情に欠けるところがあるのです。

あと考えられるのは名前かな?
「エゴ」と「サクラ」・・・・・・・。
勝負にならないな!
だってサクラの由来は「田んぼの神様が宿る木」
かたやエゴは「舐めるとえぐ味がある」だって!・・・・・。
勝負にならないなやっぱり!

でも、もしエゴノキがサクラより早く咲いたらどうでしょう。
春を待ちわびる気持ちが、一層サクラを愛でる心に繋がるのなら、サクラに比べ、名前や散り方は少し分がわるいけれど、サクラより少し早くエゴノキが咲いたら・・・・・・。

興味深いですね。
エゴノキがその気になれば一月くらい早く咲けるようになるかもしれません。




桃色のエゴノキも美しい。
騒がれないのが不思議です。
実だって可愛らしいのに。






「オラの鼻も捨てたもんじゃないよ!ピンクじゃないけど」







サラサウツギ。
下向きに咲く花はいい香りがします。


今度、種を蒔いてみようと思います。





ユスラウメの実です。
ジャム等で利用されています。





キキョウソウ。
そこら辺に普通にある、いわば雑草ですが、捨てたものではありません。





朝の散歩で、コゲラが木の幹をつつく音が聞こえてきました。
姿は見えません。



先週、健康診断がありました。毎年背が縮み、いつかなくなっちゃうんじゃないかと心配していましたが、なんとか歯止めがかかり、去年と同じでした。
バリウムは何度やっても慣れません。
あれをやると健康じゃなくなるような気がします。あれが旨いと感じられれば、なんと幸せなことでしょう。