クリスマスイブの昨日。
仕事帰りに見た空は、まるで墨を流したような雲の様子でした。
冬至も過ぎ、これからは少しずつ日が延びてきますね。




夕方の散歩は、いつもだいたい同じルートです。




いつも帰り道に、視線を感じて三太を見ると、三太も歩きながら私を見上げています。
これはおやつの催促です。
「食べる?」私はしゃがんでササミチップスを三枚あげ、食べ終わると「もうないよ」と両手を開いて見せるのです。

三太も心得ていて、さっさと家に向かって歩き出します。
おやつをあげながら写真を撮るのは、案外難しいのです。





ミニチュアシュナウザーの「ジジ」
「ジジだけれど女の子です」  (ジィジやジジィじゃなくてよかった)

最初は三太に近づいたり離れたりしていましたが、飼い主さんと話をしているうちに・・・
三太と上手に挨拶していました。



ジジは4歳の保護犬で、飼い主さんの元に来た頃は、散歩に行っても他の犬や人となかなか親しく出来なかったそうです。



「優しい飼い主さんと出会えてよかったね❗」








今朝は、2時間も寝坊してしまいました。
いつもならとっくに起き出している筈の三太も今朝はやけに静かでした。
何はともあれ、三太の散歩が最優先です。
写真では周りが暗く見えますが、それほどでもありません。





久々の豆柴ハナです。
6歳になったそうです。



最近は寒がりになったハナだそうです。
三太が遊びに誘い、やっとその気になったみたい。




ようやく色づいてきたクチナシの実。


碁盤や将棋盤の脚は、梔子の実をかたどったもので「口なし」という言葉から、助言を戒める意味があったそうです。


朝寝坊したおかげで、久し振りにハナにも会えたし、いつもとは異なる公園の様子に、また違った新鮮さを感じた朝でした。





「昨夜は忙しかったので、眠くて❗」
プレゼントを届ける手伝いを頼まれたわけでもないでしょうに。
それともまさかの「サンタ繋がり?」






「玄治店」春日八郎の歌謡曲「お富さん」に「げんやだな」は出てきます。
山本周五郎などの時代小説に出てくる裏長屋の事かと思っていましたが、この「玄治店」は、日本橋の近くにある路地の名前だそうです。
宇江佐真理さんの本は初めてです。

粋な黒塀を回した妾宅が多く建つ「玄治店」で小間物屋を営む花魁あがりの「お玉」を取り巻く江戸庶民の生活が生き生きと描かれていて、そこかしこに江戸言葉も飛び交い、ほのぼのとした温かみを感じながら読んでいるところです。