こんにちは。
「KAWAくらしデザイン室」
インテリアコーディネーターの
川嵜あきこです。
週末は良いお天気でしたね。
皆さん、お花見は行かれましたか？
私は遠出はしませんでしたが、
近所の公園の桜が満開で
良い気分でした。
（日記終わり）
お知らせ
４月度
インテリアコーディネート
サービス
4月13日（土）AM10時～
受付開始となります！
クリックでご案内ページへリンクします
よろしくお願いします(^^)
２月に納品したコーディネート実例。
繋がってはいるものの
リビングとダイニングキッチンを
別室としてコーディネートしましたので、
２回に分けてお届けしています。
前回の記事はこちら
前回のリビング編に続き、
今回はダイニングキッチン編です。
大家族でも叶うナチュラルモダンなすっきりダイニングキッチン
《概要のおさらい》
ご夫婦と小学生の二人のお嬢様、ご主人のお父様の5人家族。
築35年。
先代様がこだわりを持って建てられた
とーーっても広いＲＣ造の戸建住宅。
何度かリフォームされているとの事。
夏には海外在住の妹さんご一家が滞在する為
２ヶ月ほどは１０人家族になるという、
ちょっと珍しい家族構成です。
ご要望内容・ダイニングキッチン
ダイニングキッチンは約１６帖。
こちらも数年前にリフォーム済みで
システムキッチンはホワイト色。
家具も少なく、スッキリしており
図面で見ても本当に広いのですが・・・
before
ここが家の中で一番
『断熱も効いていて居心地が良い場所』。
更に大きなテレビもあるため、
ダイニングテーブルにはいつも人が居る（特に男性陣）状態。
１０人家族になる夏の間はもっと大変で、
とても広いとは感じられない、との事。
そんなダイニングキッチンを
切り盛りする奥さまのご希望は、
『センスのいいものに囲まれてリラックスして過ごせる場所にしたい』。
具体的なご要望としては
●将来的にダイニングテーブルを買い替えたいので提案して欲しい。
●今あるキッチンボードをローカウンタータイプのものに変え、
壁面にシェルフ等を飾りたいけどどんな感じになるか知りたい、
といった内容です。
インテリアイメージ
《イメージのおさらい》
お好きなインテリアテイストは
『ナチュラルモダン、和モダン、北欧モダン 』。
よく見られているという
インスタアカウントも正にそんな印象。
なりたいお部屋のイメージがとてもはっきりされていました。
リビングとは違い、
和の要素が入っていないダイニングキッチンは
『北欧モダン・ナチュラルモダン』でまとめる事に決定しました。
ご提案内容
家族の滞在時間が多い事を懸念して、
現在は部屋の広さの割に家具が少なめ。
そうなると、お部屋の印象は
やや殺風景に感じやすくなります。
キッチンボードをカウンタータイプの物にしたい、とのご要望は
その点でも、とても良いアイディア。
カウンターを横に広げる事により
床に対する家具の割合が増え、適切な配分になります。
レイアウトを２案ご用意しました
カウンタータイプであれば
床の空きスペースは減っても、
腰から上部分は空いているので。
お部屋に対する圧迫感はほとんどありません。
レイアウト案は、
元々のキッチンボードを活かす案と、
新しく作り替える案の２案。
今もかなりスッキリとしていますが、
さらに細々とした物も収納出来るようになり
お部屋のスッキリ度は一段と増す事に。
見せたくない生活雑貨は収納し、
見て嬉しい物、飾りたい物だけを
カウンターや、
ウォールシェルフに飾る事が出来ます。
元からある柄物アクセントウォールは
今のお好みとはやや違うテイスト。
DIYをされるご夫婦なので、
柱の方はホワイト系に張り替えをしても良いかなとの事でしたが、
エアコンが設置されている面はさすがに難しそう。
張り替えありきの案は、現実的ではありません。
その点でもカウンターを新たに設置する案は優秀。
カウンター側をお部屋の主役にする事で
アクセントウォールの貼ってある面を脇役にする事が出来ます。
目線はカウンター側の方に行くと思うのですが、
いかがでしょうか？
ダイニングテーブルは、
最大１０人サイズにもなる伸縮タイプである事、
予算、素材もろもろ考慮すると、
IKEAのエーケダーレン一択に。
このスペックで6万円弱・・・
IKEAすごい✨
キッチン作業中に振り返った時、
ダイニングテーブルで一息ついた時。
カウンター側を見れば、
自分好みに飾られたインテリアが目に入り
癒やされ、リラックス出来る空間に。
そんな癒やしのひとときのある
ダイニングキッチンを目指しました。
いただいたご感想
素晴らしいご提案で、
何通りも作成して下さりありがとうございます！
リビングから取りかかるため、
ダイニングについては後回しにしますが、
既存のキッチンボードはそのまま使い、
同じシリーズのニトリのカウンターを追加するのも良いかなと検討中です。
との事。
色々考えて下さっているようで嬉しいです♪
私の感想・総括
最初に図面を見た感想は・・・
いや、広っっっ！！！
図面が用紙に入りきらなくて思わず笑ってしまいました。
広すぎる・・・！！！
ただ、広ければ広いなりのお悩みもあるようで。
まずはとにかく維持費が大変！と。
・・・確かに。
インテリア的な面では。
２階に奥さまが自由に使って良い部屋があるにも関わらず、
自分の居場所が欲しい、
と仰っていたのが印象的でした。
離れた２階では無くて。
広くなくても良いから。
家族の気配が分かるくらいの距離の中で、
自分だけの居場所がある、
というのは、やはり必要な事なんだな、
と再認識しました。
それと
前回書きそびれていた事で一つ。
ヒアリングシートを頂いた後、
さらに掘り下げて内容をお聞きしながら
メールのやりとりをしていたのですが。
その中で
ストレスフルな仕事の合間に
インテリアのことを考えると癒されま
と書いて下さっていて。
これがとても嬉しかったんですよね。
まだプラン前にも関わらず、
私が人に「癒やし」を与えられるなんて・・・と。
これからもこの仕事で
様々な人に癒やしを与える事が出来たなら。
こんなに嬉しい事は無いな、
と思った出来事でした。
どうもありがとうございました(^^)
２回に渡ってお送りしたコーディネート実例、
いかがだったでしょうか？
事例の記事はどうしても時間がかかるので、
記事を書くのが飛び飛びになってしまいスミマセン💦
他の事例についても
許可いただいているものは
おいおいご紹介していきますので、
ぜひまた、読みに来て下さいね。
それでは、また！
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ーKAWAくらしデザイン室ー
川嵜あきこ
愛知県在住
インテリアコーディネーター
一級建築士
夫・息子（小5）と
マンションにて3人暮らし
４月度
インテリアコーディネート
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