ご覧いただきありがとうございます。
AKIKOと申します。
愛知県在住
インテリアコーディネーター
一級建築士
よろしくお願い致します (^ ^)
こんにちは。
ゴールデンウィーク終りの先週末、
ジェイアール名古屋タカシマヤで開催されていた
「北欧デザイン展」に行ってきました。
とっても素敵な展覧会でしたので、
今日はその感想を書こうと思います。
コロナ禍以降、すっかり足が遠のいていた
名古屋駅方面へ出かけたのは、
なんと3年!ぶり。
人が多い!!
すっかりいなかのねずみ状態でしたが、
北欧デザイン展の中はゆったりとした時が流れ、
とても癒されました。
言わずと知れたウェグナーやフィン・ユール、
アアルトなどの名作椅子の数々。
北欧では、人生の節目に椅子を買い、
大切に使って次の世代へと受け継いで行くのだとか。
一人掛けチェアと小さなテーブル、
灯りで構成されたコーナーは
「コージーコーナー」と言い
(ケーキ屋さんではないですよ)
「心地良い自分だけのくつろげる場所」を示すとの事。
とっても居心地良さそうですよね✨
パーソナルチェアで一つのコーナーを作る
インテリアは、
広さに制約のある日本の住宅でも、
もっと積極的に取り入れていいかもしれませんね。
北欧インテリアと言えば、
やわらかい間接照明の灯りを思い浮かべる方も多いのは。
北欧の、とあるお宅のリビングルームの一日を見せてくれる展示では、
窓の外の光の移ろいと共に
室内の要所要所で順に照明が灯っていく様を再現。
実に豊かな光の使い方でした。
元々思っているのですが、
こうやってずっと見ていくと、
日本本来の文化と北欧の文化って似ているな、という事を再認識します。
展示会入ってすぐにも
「北欧と日本は両思い」
と書かれていましたが、
和紙を通した光が優しい提灯や行灯が、
北欧でもてはやされた、というのも頷けます。
昨今「ジャパンディ」という言葉で、
北欧×和のインテリアが、1ジャンルとして確立されてきましたが、
もっとずっと昔から、
日本の文化やデザインは北欧に影響を与え、
その北欧の文化をまた日本人も好きになり…と、
お互いに良い影響をし合っていたんですよね。
今回の展示とは違いますが、
北欧デザインの代表格であるマリメッコとIKEAコラボの
こちらの商品。
かわいいけれど、これ、
ほぼ提灯ですものね・・・。
照明の展示の解説で、
「目の色が薄い北欧の人々にとって、まぶしい照明は居心地が良くない」
というような説明があり、とても納得しました。
瞳の黒い日本人には、やや暗く感じるレベルの間接照明の光でも、
北欧の人々の目には、十分明るいのかもしれません。
北欧のインテリアに憧れて、せっかく素敵な空間にしても、
目が悪くなってしまったり、居心地が悪くなってしまったら元も子もありません。
なので。
北欧や海外の豊かなインテリア文化を見習いつつも、
私達日本人は堂々と
「日本の風土や日本人に合った、日本らしい解釈で」
インテリアを追及して行けばいいんだ、
と再認識させてもらった北欧デザイン展でした。
次は8月に大阪の高島屋で開催されるそうです。
お近くにお住まいの方でご興味有る方、
とっても癒されますし、おススメですので、
ぜひぜひ、足を運んでみて下さいね(^ ^)
それでは、また。
本日もお読みいただき
ありがとうございました!