【活動報告】 開山忌「見聞楽」 津市祥雲寺 令和元年11月24日 | 三重県曹洞宗青年会のブログ

三重県曹洞宗青年会のブログ

三重県曹洞宗青年会は、禅を挙揚する熱き想いにより発足された二十歳代から四十五歳までの青年僧の集いです。

11月24日、私の住職地である祥雲寺で『祥雲寺開山忌「見聞楽」』を開催いたしました。当日は天候が心配されましたが何とか持ち安心致しました。

今回の「見聞楽」は私が第28代三重県曹洞宗青年会(以下、三曹青)会長を拝命した時から考えており、お檀家様には三曹青会長職を務めている事はご報告しておりましたが、実際どんな活動をしているかと問われたとき説明がしづらい部分がありました。そこで「見聞楽」を行うことにより、お檀家様に少しでも三曹青活動が伝わるのではと思い企画致しました。

 

ただこの時期は気候も良く、他の場所でも催しを行っており、たくさんの方にお越しいただけるか心配しておりましたが、小さなお子様からご年配の方々まで幅広い年齢層の方に楽しんでいただき感謝しております。

当日は「祥雲寺開山忌法要」(※曹洞宗のお寺として祥雲寺を開かれた方の法要)をつとめ、その後「鼓司」による和太鼓演奏、そして「茶話会」をひらきました。また今年から三曹青の御朱印を始めこちらも大変好評いただきました。「見聞楽」の名の通り、見て聞いて楽しんでいただけたと思っております。

今回住職地で「見聞楽」を開催し、やはりお檀家様や地域の方たちとの繋がりを大切にし、またお寺としての存在感をいかに示すことができるのかが、大事であることを再確認いたしました。

 

他の御寺院さまでも是非「見聞楽」という企画を通してお檀家様や地域の方々との懸け橋になれば嬉しく思います。

 

三重県曹洞宗青年会会長 廣賞佳