今日は15日、年金の支給日
なんです。

2か月一回まとめての支払い、
お年寄りは楽しみにするというか
生活を続けるためのための
大切な日。

ところで、同時に重要なことが、

後期高齢者医療:年金天引きスタート 最大625万人

10月の年金支給日の15日、
後期高齢者医療制度で新たに
最大で約625万人の保険料の
天引き徴収が始まった。

 

 政府、与党は国民の反発を
おそれて、後期高齢者医療保険
の天引きをいろんな形で遅らせて
いました。

 今回、
(1)会社員や公務員の子供に
  扶養されていたお年寄り
 (約200万人)
(2)勤めを辞めるなど健康保険
 から新制度へ移行した人
 (約35万人)
(3)国保に加入している65~
 74歳のみの世帯
 (最大約300万人)
(4)システム整備が遅れていた
5都道県29市区町村の住民
 (最大約90万人)
など、最大で650万人が
対象となっています。

 ところが、この制度、官僚が
国の保険料支払いを減らし、
道路や国防財源、大企業優遇を
維持しようと何が何でも、
拙速で作り上げたものですから、
制度そのもの自治体の理解や
執行するシステムが不完全。

 通知が正しくいかなかったり、
まだ支払う必要がないのに
天引きしたり、その逆も
あったりと滅茶苦茶でしたが。

 さらに、年金からの天引きを
10月から中止するよう申請し、
既に口座振替で納付した人のうち、
自治体などのミスのため今回も
保険料が天引きされてしまい
二重払いとなる人が全国で
約1万8200人に上ることが
今月10日、厚生労働省の
発表でわかっています。

 舛添厚労相や、麻生首相
本気かどうかわかりませんが
さっさと、見直しというか、
やり直しすべきです。

 まあ、それはさておき、
大問題は振り込め詐欺。

 手口どんどん巧妙になって、
自分は大丈夫と思っている
かたほど引っかかってしまい
ます。

 最終的にATMで振り込む
わけですから、全国の警察は
1日から振り込め詐欺の
特別警戒を実施し、ATM
(現金自動受払機)周辺に
警察官を配備して、お年寄り
に注意をうながしています。

特に、詐欺グループの
狙い目はお年寄りにお金が入る
年金支給日です。

というわけで、

振り込め詐欺:年金支給日 都内ATMに警官1万5千人

警察庁が「振り込め詐欺
被害ゼロの日」と位置づけた
年金支給日の15日、東京
都内では、警視庁が
約1万2000カ所の
ATM周辺に機動隊員ら
約1万5000人を動員して
警戒にあたった。

 東京では、10月では
被害は去年の半分に
なったということですが、
無人ATMで高齢者が
携帯電話をかけている
場合の警察官の声かけが
徹底されつつあるため、
逆に行員がいる支店での
被害が目立ってきている
そうです。

 いまのところ、これは
っていうものがありません
から、お年寄りへのご説明
と、出金時の声かけを
地道にするしかないんで
しょうか。

 こういった、犯罪について
は、死刑制度も威嚇に
なるかとは思うんですけど。
犯人にとってもリスクが
大きすぎますからね。

 むりでしょうね。o(^-^)o





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