年明けの最初はton-cara企画の碓氷製糸株式会社見学会でした。

参加者さんが彩雲を見つけました!幸先いいです!!

 

 

 

 

妙義山と碓氷製糸株式会社の外観。

碓氷製糸さんへは電車の場合、高崎駅から信越線に乗り換え「西松井田駅」下車です。工場なので、駅に降り立てば直ぐにわかるとお思いの方もいらっしゃるでしょう。しかし、碓氷製糸さんは河原に建っているので、工場へ下る坂道の真ん前まで来ないとその存在に気づくことはできません。ユニークな立地です。どうしてこのような場所に建設されたのか、製糸工場の見学はここから既に始まるっているのかもしれません。

 

 

 

 

集合時間に早く着いた人たちで、工場の裏手にある碓氷川を見てみました。

 

 

 

 

水路がありました。ここから工場内へ河川水を取り汲んでいるようです。

見学コースには無いのですが、この水は工場内の浄化槽で水質を調節し製糸用水として使用されます。製糸は水を大量に使いますから、このような立地に建てる必要があるのですね。

 

 

 

 

見学では解説員さんが一緒に回ってくださいます。農家さんの繭を荷受けする建物から入場し、乾繭機、貯蔵場、選繭場、繰糸場、再繰場、仕上まで解説をしていただきます。

 

見学の始まりに、製糸のあらましをお話しくださいます。解説で素晴らしいのは、繰糸機の模型を使って繭から生糸が作られる手順も教えていただけることです。最初にこの話しを聞いておくと、どの部位が動くことで繭が補給されるのかなど、機械の動作を見たときに理解できますから重要です。製糸工場の見学がより面白いものになります。

 

 

 

 

原料の繭が運ばれ、乾燥機に投入される場所。広いですね!

 

 

 

 

選繭場。繭の品質を検査しています。良質な生糸は良質な繭から生まれます。

 

 

 

 

繰糸場。自動繰糸機といいますが、トラブルが出ると従業員が来て、その部分を取り除き生糸を結び直して改善して行きます。熟練の素早い動きは見入ってしまいますよ。邪魔にならないように遠くから見守りましょう。

 

 

 

 

再繰場。自動繰糸機の糸枠から大枠へ生糸を巻き直します。たまたま、アミソ掛け作業を見ることが出来ました。この作業はアミソ棒を持つ手の優雅さと早業に注目です。間近で見たくなりますが、これも邪魔にならない距離で静かに見守りましょう。

 

そのあとは、工場内のショップで買い物をして解散です。

 

 

 

 

見学後は懇親会。富岡市にあるこんにゃく料理『ときわ荘』へ移動しました。

 

 

 

 

こんにゃく御膳をいただきましたよ。

七草がゆではありませんが、お正月明けの蒟蒻づくしは体が喜んでいる感じがします。

 

 

 

 

 

建物は登録有形文化財です。お部屋もお庭も素敵でした。

ご参加いただいた皆さんと美味しいお料理と会話であっという間でした。

 

この見学会はton-caraで行っている春と晩秋の養蚕ワークショップの打ち上げを兼ねています。これまで、碓氷製糸株式会社と長野県の岡谷蚕糸博物館へ行っています。今年も春蚕期と晩秋蚕期に養蚕ワークショップを開催予定ですので、ご興味ありましたら、お問い合せください。

 

問合せ先:くらし手仕事舎 ton-cara(トンカラ)