今年のワークショップが終わりました。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!!

 

来年の2018年1月の当館の座繰製糸のワークショップの日程は以下の通りです。

6日(土)、7日(日)、18日(木)、19日(金)

ただいま受講生を募集しております。この日程以外でも3名以上揃えば開催できます。座繰り同様に、糸車による撚糸ワークショップと角真綿づくりは初めての方でもご参加いただる1日コースです。ご興味ございましたら、ton-caraさん(mail@ton-cara.com)までお問い合せください。

 

 

 

さて、今月あったワークショップ(以下、WS)のご報告を。

この時のことはton-caraさんのブログにもアップされていますのでご覧ください。

 

新しい内容としては、座繰りのステップアップ講座として生糸を精練(せいれん)するWSを開催しました。生糸は食品の春雨のように硬いのですが、この硬さの原因となっている(にかわ)のような「セリシン」というタンパク質を除去することを精練といいます。除去した生糸は柔らかく光沢のある絹糸に変化します。

 

除去する方法は幾つかあり、ton-cara のWSでは藁灰汁を使う方法が楽しいかなと考えていたのですが、灰汁をお家で作る事が難しい方が多いので、もっとスマートに実践できる酵素を使った精練をまずはご案内することにしました。

 

 

 

 

 

これは、精練が終わた絹糸です。左は撚糸をしていない生糸で、右は撚糸ワークショップを受講後に生徒さんがご自宅で撚糸した糸です。原料繭は「ぐんま200」なので、白さが際立っています。撚糸しているか否かで光沢が違います。

 

撚糸していない生糸を練ると繭糸がバラバラになって扱いが困難になるイメージの方もいらっしゃると思いますが、酵素は練っている時間が短く、温度もそれほど高くないので、アルカリの液で煮ながら除去する方法に比べて、糸の乱れが少なく仕上がりがきれいです。

 

 

 

 

 

こちらは「ぐんま黄金」の繭で座繰りされた絹糸です。今回は練り歩合を五分練(ごぶね)りに設定したので黄色が鮮やかに残りました。五分練りというのは、セリシンを除去する割合を50%にしたということです。有色繭の生糸を精練する時、練りムラが出ると部分的に色が白けて目立ちますが、ムラ無く仕上がりました。

 

 

 

 

 

この日のおまかせランチ ♡

 

 

 

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新しいといえば、お客さまからのご要望でアレンジした特別講座もありました。この講座を希望された方は「糸車で撚糸をするのは大変だけれど仕組みを知りたい、そして酵素精練もやってみたい、できたらそれを1日コースで!」というご希望でした。

 

 

 

 

 

そこで、午前中は当館に来ていただいて、生糸をどのように加工するか機械を動かしながら説明。糸の撚り回数を計る検撚器を使ってのレクチャーなどを踏まえた座学を行いました。

 

 

 

 

 

午後はton-caraさんの染色部屋へ移動して、酵素精練です。

お客さまがどのようなことをしたいか、明確な希望がある場合はお聞かせください。可能なことは特別講座としてご案内したいなと考えています。

 

 

 

 

 

この日の生徒さんはみなさんお弁当持ち。わたしのために布施さんが用意してくれた鍋焼きうどん。心も胃袋もぽかぽか満足。

 

 

 

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こちらは25日に開催された、今年最後の座繰りのWSの作業風景です。

初めてご参加いただいた方から、新たな技術にチャレンジする方までさまざまでした。チャレンジは節のある生糸作りです。これは、本座繰りWSに1回以上参加いただいた方に限ります。楽しいので、皆さまもぜひご参加下さい。

 

 

 

 

 

この日のおまかせランチ ♡

 

 

 

 

 

この日は、お客さまからクリスマスのラッピングをしたチョコ菓子をいただきました。クリスマス限定のコーヒー豆を持ってきてくださった方もあり、ランチの後にton-caraさんで淹れてもらいました。ありがとうございます。美味しかったです〜♪

 

最後に、

『くらし手仕事の店 ton-cara』さんは、今年の4月にグランドオープンしました。3月のプレから12月まで多くの方が足をお運びくださいました。感謝しております。当館は講師として参加させていただき、大変充実した1年を送ることが出来ました。至らないことも多々あったかと存じます。店主の布施さんと相談しながら、これからも内容を充実させて行きたいと考えています。どうぞ、来年もご贔屓にお願いいたします。

 

 

 

 

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