9月3日、全国風穴サミット in 小諸 2日目の「糸のまち・こもろ歴史歩きと風穴見学」のバスツアーに参加してきました。

 

行程は、小諸の蚕種蔵や製糸場跡を2社、工女さんのお墓、お寺などをガイドさんと一緒に2時間徒歩で散策し、バスで移動、昼食、氷地区の風穴見学でした。ブログでは割愛して氷地区の風穴見学をご紹介します。ツアーは満員御礼で、当初の人数を拡大しての開催でした。

 

 

 

 

 

 

今回のツアーで期待したのは、ブログで以前紹介した、この風穴の内部を見学できるのではないかということでした。しかし、この風穴は現在も活用されていて、個人所有であることもあって、わたしの希望は叶いませんでした。

 

 

 

 

 

見学できたのは、その隣の風穴。石積みの壁に鉄の枠の入り口。屋根はありません。

 

 

 

 

 

風穴跡の内部にただ入ってみるだけかと思ったら、その中に小屋がありました。その中を見学しました。石積みの中の温度は18℃くらい。

 

 

 

 

 

小屋の入り口。

 

 

 

 

 

内部に入ると、ゴザに包まれた菊がありました。ここで開花時期を遅らせているのかな。室内に設置された温度計は2℃くらいでした。

 

この日は涼しい日だったので、以前来たときほど室内外の気温差がはっきりせず、石積みの中に入ったときは感動はなかったのですが、小屋内はさすがに寒く、長居はできませんでした。こうして空間を囲うだけで冷蔵庫になるのですから、風穴ってすごいですね。

 

 

 

 

 

以前紹介したリフトのあった廃屋は鉄骨を撤去されていました。

 

 

 

 

 

今回新しく設置された風穴の看板にあった写真。明治41年(1908年)3月当時の写真だそうです。江戸時代には氷室として氷の貯蔵をして、藩主に献上していたそうです。明治になると蚕種の貯蔵に活用したそう。ここには、かつて十数基の風穴があったそう。現在活用されているのは先に述べた1基で、りんごや漬物、日本酒の保存に利用されている。

 

 

 

 

 

こちらは、温風穴(おんふうけつ)。写真ではわかりづらいですが、中央の岩の辺りがそうです。一般的には風穴といえば冷たいイメージですが、暖かい風が吹き出る場所もあるのですね。ほとんどの場合、こうした風穴は冷風穴とセットで存在し、より斜面の高い位置にあるそうです。全国的には10℃前後が多い中、ここは16℃あるそうです。解説によると、まだ活用例は無いそうです。

 

 

 

 

 

以上が、氷区風穴群のレポートでした。

ツアーとは直接関係ないのですが、温風穴の隣に「てずくな楽ぎゃらりー」という小さなお店がありました。バスが出発するまでちょっとだけ時間があったので立ち寄りました。手織りと木工の作品が展示販売されています。桑の材を桑葉にかたどったキーホルダーがあったので思わず購入しました。何につけようか只今考え中。

 

 

 

 

 

こちらはサミットで購入した書籍など。

左から、今サミットの冊子と復刻版の氷風穴案内は、価格が付いているので欲しい方は問い合せればまだ買えるかも。マップは、今回数量限定で配布されたもの。「日本の風穴」と「日本のシシガキ」は、どちらも古今書院。普通の本屋さんでは手に入らないので、思わず購入(シシガキは夫の趣味)。風穴の本は、日本の風穴分布や風穴の仕組みなどの解説があります。全国風穴小屋一覧表は、お好きな方は必見でしょう。オススメです!