読者さま

いつも読んでくださり、ありがとうございます。
新年もどうぞよろしくお願いいたします。ニコニコ

   * * *

さて、大学は授業終了間際になりました。

後半の授業は課題が
レベルアップしていることも
少なくないのではないでしょうか。

自分自身もそうですが
課題が難しくなってくると

結構

 「いっぱいいっぱい」 (・ω・ ;)(; ・ω・)

になってきますよね。

すると何が起こるかというと

 「とりあえずこれでいいや」

になってきます。

重要な情報を逃し
成果の条件を達成していないことに
気づいていないけれども

 「完璧完璧♪」

と根拠のない自信をもつ、とか

見直すことなく誤字脱字だらけの
レポートを提出する、などです。

そこで

 「ほんとにこれで自分は満足できるか」
 「もっとできることはないか」



成果を見直す声で
自問するようになるためには
何が有効なのかを考えました。

自然と

  もうちょっと考えたほうがいいかも

という気持ちになるためには??


そのように考えてたどり着いたのが

  到達度を数段階示す

というものです。

▼ 例えばこんな感じです。(チームに1枚配布)
$大学で主体的な学びをサポートする小さな知恵


学習指導案を書いたことがある方にとっては
結構当たり前のことかと思います。

学習指導案には評価計画として
到達度を明示することがあります。

しかし、それを授業で
学習者に示す場面って
あまりみられないのでは・・?


私はある授業では
チームで学ぶという形態で
授業を組んでいますが、
このように到達度を示すことで

 何を考えたらよいか
 どこを掘り下げたらいいのか


を予め明示し、
それについて「説明してもらう」
という活動を入れました。

そして、それを記入してもらって
次の時間までに一言「ツッコミ」
赤字で入れておきます。

すると、

次の授業の最初に「ツッコミ」を読んで
考えているチームがみられました。

どうすれば「ツッコミ」という名の
挑戦状に示された課題をクリアできるか。


同じような到達度を言葉をかえて示したところ
週を追う毎に「説明」が明瞭になってきている
チームもありました。
このようなチームはもともと「ツッコミ」を
期待しているとさえ感じられます。

中には「ツッコミ」がうざいのか
徐々に書かなくなるチームもありました。笑
課題で忙しくて記入を忘れているということも
あります。

それはそれで構いません。
どちみち、毎回チーム間での交流を
別途設けています。

またこの回答によって
自身で授業評価を行い、
改良を行うことができます。


 ねえねえ、これで大丈夫かな
 ここのところもうちょっとやってみようか


と自分たちで問い直し

 私たち以前とちょっと変わったな
 こういうことが考えられるようになったんだな

を自分たちで気づけるようなしかけを
充実させていきたいものです。
すごーく久々の更新になってしまいました..
読者になってくださった方に大変申し訳ございません.

参加している組織のブログは
仕事の関係でそこそこまじめに更新できているのですが,, (^_^;A

さて,昨日,ある大学の先生から

ipadを使って授業をするための講座をしてほしい

という依頼がありました.

詳しい話は別の機会に伺うので,
具体的にどのような場面での使うのかなどについては
まだ不明ですが,

講座を行う前に,ちょこっと私の使い方をご紹介します.

私の場合,レクチャーはこちらを使用しています.
▼ Keynote(有料)
https://itunes.apple.com/jp/app/keynote/id361285480?mt=8

シンプルなレイアウトであれば,
PCのPowerPointソフトで編集したスライドも
きれいに読み込んでくれます.

そして,自分の声をこちらで録音して
あとで聞き直して授業を修正したりしています.
▼ Evernote(無料 ※有料版もあり)
http://evernote.com/intl/jp/

そして,音声を記録しつつ,
時折手書きのメモも行ってあとで見直しています.
▼ Noteshelf(有料)
https://itunes.apple.com/jp/app/noteshelf/id392188745?mt=8

写真を撮りながら,その写真に直接メモを書いたりもできます.
また,とった記録を Evernote に保存することもできます.
Evernoteのノートを他の人と共有できるように設定している場合は
保存した手書きメモを他の人と共有することもできます.

無料版をお求めなら
▼ Note Anytime(無料)
https://product.metamoji.com/ja/anytime/

もあります.

机間指導のあと,まとめの補足等では
▼ ホワイトボード(無料)
https://itunes.apple.com/jp/app/howaitobodo/id448549990?mt=8

がおすすめです.てがきでサクサクっとかけて
さらに写真ファイルとして残しておけます.
「Note Anytime」でもできますが,
かなりシンプルなので使いやすいと思います.

あと,こんなふうに整理されている
ホームページを発見して驚きました.
▼浦添市立教育研究所
http://www.urasoe.ed.jp/uraken/join2zfh1-126/?block_id=126&active_action=journal_view_main_detail&post_id=868&comment_flag=1

これらのことを行うにあたって,
これからタブレットを購入する方に
おすすめしたいものはズバリ,
ipadmini です.

教員は基本的にいつも荷物が多い..
(大学の講義でも多人数授業だと大量のレジュメを運ばねばなりません)

そんなときにパソコンを持ち歩くのはもちろん負担ですし
ipadもそこそこの重さがあります.

しかし,ipadとほとんど同じ機能を持ちながら
重量は雲泥の差.
きちんとお仕事をしてくれます!
他者(他のモノ)を介して自分を理解する
ということを体験したことはありませんか?

わたしは、たとえば、

授業分析するとき、
何かのワークショップや勉強会に参加するとき、

そのようなことを体験します。

子ども・学生さんが自分の授業の実態を写してくれる。
ワークショップに参加して人と話す自分の声を聞いて、自分ってこう考えていたんだと気づく。
自分のノートをみて、自分が何をみていたのかを把握する。


 → 最終的には 自分(たち)(の無意識の声)を知る。


これを意識していくと、

・ 安心する
・ ちょっと自信がつく
・ パターンがわかると見通しがもてる



こんな機会が増えるといいなと思います。
そんな場を一緒に創ってくださる方を募集しています。


▼授業・研修クリニック人財養成講座 分析編 無料モニター募集
(キャンセルがでたのであと名募集します!)
http://www.u-manabi.org/nc2/htdocs/joe38mfdw-75/#_75


▼参考:中原先生のリフレクティングミラーのお話
http://www.nakahara-lab.net/blog/2012/08/post_1874.html