皆さんこんにちは。
今回は由布市のお客様の案件についてです。
ブログ初登場の減築工事です!
耐震診断のご要望を頂き、耐震診断士2名で早速診断して来ました。
ご自宅の状況は以下の通り

混構造(軽量鉄骨造平屋と木造2階建)
木造2階建部は昭和51年増築
木造部(増築部)
屋根:スレート
外壁:リシン
軽量鉄骨部(新築部)
屋根:板金
外壁:サイディング
大手ハウスメーカーによる軽量鉄骨の家に木造2階建をつないでいます。
診断したところ、それぞれの構造は基礎、柱、梁全て別になっており、
屋根、壁のみで繋がっている状態でした。
雨漏り、蟻害はほとんど無く、木材の状態も問題ありません。

スレートは劣化して痛みが来ています。
状況的に、平屋と2階建のそれぞれを別構造として計算して良いと判断しました。
診断内容を持ち帰り、ソフトで解析したところ、平屋については1.25点以上。
2階建については
0.74点
となり、綺麗に上下階が通っていたので比較的良い数値でした。
その結果をお客様にお伝えしたところ、現状では2階を全く使っていないこともあり、2階の減築をご希望でした。
また、山の斜面にあるの
そこで、木造2階建部分のみ、減築+耐震補強で1.25点超えを目指す計画としました。
減築は雨仕舞や構造も考えながらの解体になるので、比較的難易度が高く、工事費用も少し高くなりがちな工事ですが、その一方で、耐震性能の向上には劇的な効果を上げる方法でもあります。
メリットとデメリットを説明して、ご納得いただいたので、今回お仕事させて頂くことになりました。
続きは次回。
三信工業では耐震リフォーム、エアコン等の空調工事、水回りの工事や修理等、建物に関わるあらゆることをいたします。
是非お家のちょっと困ったは三信工業まで!

