排卵日による産み分け

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昨日、アメリカでの排卵日による産み分け法のブログをかいたのでその続キョロキョロ


すっかりアメリカの論文ばかり読みあさっていますアップ

産み分けに関係する論文も日本より沢山あって非常に勉強になります。



昨日も申し上げたとおり、「性交日は性別に関係しない」とした論文が多々見受けられます。


この論文は、性交日と胎児の性別を調査した5つの論文をまとめた論文です。


http://humrep.oxfordjournals.org/content/14/8/2177a.full.pdf


全英語文なので、Table Ⅰという所を見てくださいあせる


Most fertile daysというのが、排卵2日前~当日に性交した数、「Other days」というのが3日以上前に性交した人の数。


全体で言えば、


3日前以上にタイミングをとった場合、115:100(880:910)=男:女で男のほうが若干多い。

2日前~当日にタイミングを取った場合、96.7:100(2564:2223)=男:女で女のほうが多いという集計です。



Mが男でFが女ですので論文の数字を見てください。


これは、ほぼ同等の出生率なんじゃないかと思います。

このような論文が多数あるためアメリカでは、日本のような排卵日による産み分けはしていないようです。日本にも「排卵日と性交日は生まれてくる子供の性別には関係ない」とした産婦人科医もいますが、何年も取り入れられてきた産み分け法を覆すまでにはいたっていないようです。



そして、アメリカで行われた研究では、invitro(試験管内での実験)ではY精子(男)のほうがX精子(女)より長く生きていることを示唆しています。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11472331


科学の進歩により、昔の研究では分からなかったことが新たに研究することにより判明することは当然のことです。

研究は日々進化していると思っています。

40年前に行われた研究が正しいのであれば、もっと科学的根拠を含めた発表がなされてもいいはずです。


私も産み分けをはじめるまでは、ss研究会が提唱する排卵日2~3日前のタイミングや膣内酸性化を信じて取り組もうと準備を進めてきました。

ですが、調べていくにつれて疑問に思うことが増えていきました。根拠がない。寿命を調べた結果は?移動速度を調べた結果は?

日本の産み分けを否定するブログを書くのは、信じてがんばっている方にとってどのように受け入れられるかは分かりませんが、私は、分野は違えど研究に携わる者として、根拠がないものについてははっきりしていきたいと思いました。

そして、実際のデータを信じてしまいます。(職業病ですかね)

ここにも関係ないとした記述があります。

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJM199512073332301#t=article



排卵日2~3日のタイミングはシャトルズ法と呼ばれています。

シャトルズさんという方が発見したからです。この方法、紹介している産婦人科医は沢山います。ss研究会はこの理論を基にしています。

ですが、批判的な意見もあります。「科学的根拠がない」「発表論文がない」といった声です。

検索していただければわかルト思います。 


x精子は、サイズが大きく移動速度がYに比べて遅い

Y精子は、サイズが小さく移動速度がX比べて速い


というのを聞いたことがありますか?

間違いです。

http://genderdreaming.com/forum/swaying-studies-and-scientific-research/1562-what-real-differences-between-x-sperm-y-sperm.html

要約すると、


シャトルズは40年前に顕微鏡を見て頭の大きい精子と小さい精子があることを発見しました。

そして頭の大きい精子はゆっくり動き、小さい精子は速く移動しました。

これがX精子とY精子です。この差から産み分け法が発見されました。

後の研究で彼のこの発表は誤りであったことが証明されました。

誰もが顕微鏡を見てXとYの違いを見分けることは困難であり、X精子とY精子の違いはX精子に遺伝物質を運搬するための腕があることです。

ではシャトルズは何をみたのか。受精能獲得精子と非受精能獲得精子をX・Y精子と勘違いしたのです。

精子は放出されると受精「能力」が付与されます。それは全ての精子に付与されるのではなく選ばれたものだけ付与されます。

40年前は受精能についての研究がまだされていなかったのです。

受精能を獲得した精子は「受精する準備が整ったため先端の保護キャップを外し素早く動きます」、

受精能を獲得できなかった精子は「保護キャップをつけたままなのでゆっくり動きます」

そして、時間の経過とともに保護キャップをうしなった精子は死んでしまいます。これがY精子と呼ばれていた精子の正体です。

シャトルズは受精能を獲得できずに先端に保護キャップをつけた精子(X・Y精子かは選別不能)をX精子とし、保護されていない精子が速く死ぬことから

X精子は動く速度が遅く寿命が長いとしたのです。


また、排卵日を正確に特定できるようになったのは、超音波の進歩によりここ20年なんだそうです。

20年前のこの手の研究は信頼性が低いといった研究者もいました

確かに、排卵日が確実に特定できていなければ意味がありません。

このことが証明され、実際はX精子とY精子は同じ長さの時間を生きて同じ速度を泳ぐ」ということが分かりました。


私は専門家でもなく医者でもありません。

産み分けトライする1人ですので、あくまでも参考になれば幸いですニヤリウインク