来週2月8日(土)、山田町の新しい特産品を作り、食べ、語り、楽しむ 山田の「食べる」を楽しむ会が開催される。場所は山田中央コミュニティセンター1階調理室および和室。
このイベントを企画しているのは、任意団体『山田ぐらしを楽しむ会(やまぐら)』。
宮古市ある あすからのくらし相談室・宮古 が、あすからカフェとしてこれまで地域課題を考えるカフェを開催していくなかで、山田町では父子家庭におけるお弁当の問題や、山の食材もたくさん採れるにも関わらず活用方法を見出せていないなど、食に関する問題が浮き彫りになってきたことをきっかけに、山田町を愛し山田町において人・海・森のハーモニーを奏でながら暮らしていきたいと願う人たちが集い、よりよい生き方、継続可能な暮らし、まちづくりを考え実践する任意団体として昨年5月に発足した
これまで、約月1回のペースで山田の「食べる」を楽しむ会を開催しており、今回で6回目。また、今回が最後の開催となる。
今回の会では、山田にかかわる子どもたち(小学生~高校生)が考える山田町の新しい特産品の試食会および発表会がメインとなっている。
昨年11月から計4回話し合いと試作品作りを行い、これまでのべ24名の子ども達が関わってきたプロジェクトだ。
山田ぐらしを楽しむ会の企画のなかで、「子ども達が地元に眠っている食材を使った料理に関わること」を進めていくなかで、子どもたちが地元の食材を使った新しい特産品を作り、商品化に繋げる『つくって くって うっぺす』プロジェクトとなった。
これまでの試作品作りのなかで、
・イクラまん
・わかめを練りこんだうどん
・ウニを使ったチーズフォンデュ
・いか徳利を使った詰め物
などが、子ども達のアイディアによって試作された。
そして、本日2月1日。来週の山田の「食べる」を楽しむ会で発表する新しい特産品の最後の試作会議が行われた。前回までにあがった4つの試作品をより美味しくするための試行錯誤のほかに、旬の寒たらと塩昆布をイカ墨で和えたラビオリなども作れた。
1回目の話し合いから参加している高校生からは、
「新しい特産品を考えるのが難しく、出来上がってもさらに美味しいものにする改善を進めてきました。8日は小さい子どもからお年寄りまで多くの方に食べてもらいたい」と語った。
8日当日は、参加無料。定員は30名。エプロン・タオル持参でご参加ください。
参加申し込みは、2月5日(水)までに下記までお申し込み下さい。
あすからのくらし相談室・宮古
宮古市保久田1-19 月~金 9:00~17:00
0193-64-2400
参加した方と一緒に調理し意見を募った新しい特産品は、町内の食品加工業者と共同で商品化に向けて進められていく予定となっている。
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BY 三陸情報局 太長根