劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ | 映画と音楽と酒と…

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『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』
(2013年/日本/110分)

●あらすじ
“ある力”によって、唐突に自分のいない未来の世界に投げ出された銀時は、崩壊した江戸の町並みを目の当たりにする。
荒れ果てた地球に残されたのは、貧しい者、これを機に政府を潰そうとする攘夷志士、法の緩みを利用するゴロツキども、そして、ケツまくって逃げるのが性に合わない頑固者だけ。
さまよう銀時は、ふたりの若者に出会う。
腰に差す洞爺湖の木刀で颯爽とゴロツキを蹴散らすメガネの青年。
そして、巨大な犬を引き連れ、銀時の着流し模様をあしらったチャイナ風の美女。
それは、成長した新八と神楽の姿だった。
やがて銀時は、次々と変わり果てた未来の姿と、衝撃の事実を目の当たりにする。
(公式サイトより)

●公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/gintama/

●主なキャスト
原作:空知英秋
脚本:大和屋暁

杉田智和(坂田銀時)
阪口大助(志村新八)
釘宮理恵(神楽)


●レビュー
7月10日フォーラム盛岡で観賞

原作,アニメともまったく未見です。
映画の前作『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』のみ観賞しています。
前作の冒頭にはやられました。
映画館で本気で吹いた数少ないシーンです。
あのセンスはただものではありません。
観たことない方は,冒頭だけでも観る価値はありますよ。

今作でもやってくれます。
観客全員が声を出して笑ってしまう場面が何度もありました。
そして,泣かせます。
銀魂のストーリーライティングは本当に上手いなぁと思います。

気になった点は2つ。
一つは出演キャラが多いこと。
前作に比べると大幅に増えています。
「完結篇」を名乗る以上仕方がないのですが,原作知らない人間にはちょっと置いて行かれる管がありました。
もう一つはタイムトラベル。
「時空を越えて」って言えばカッコ良いですが,矛盾なくストーリーを組むのは難しいもの。
この映画でも,違和感感じる場面がいくつかありました。

私の知る限り,タイムトラベルもので矛盾なくストーリー収めたのは『サマータイムマシン・ブルース』くいらいでしょうか。大好きな映画ですので,良かったらご覧になってみて下さい。

今,自主制作映画のストーリー考えています。
中身はともかく,冒頭では絶対映画泥棒ネタを持ってこようと思っていました。
先にやられてしまってメチャ悔しい^^;

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