🌉熟鐘ノ橋🌉
なれがねのはし
それまでとは
違う世界を観たい
そう思うのなら
冒険心を養う事
決して難しくはない
たとえ小さな橋でも構わない
渡ろうとする
それだけで良い
橋の先にある光景
それは既成である
先に橋を渡った者の
足跡としての遺産である
しかし
後から橋を渡った者によって
いかようにも変えられる
但し
一人の力で変えられる範囲は
自ずと限られる
故に
誰かと共に橋を渡ってこそ
橋の先の光景は
自由に変えられる
自由を得る為の術として
一人では生きない努力を
惜しまない事
目の前の光景が
荒野であったとき
橋を渡る前に思い描いた光景を
幻想と考える事も自由
目標と考える事も自由
いずれの自由に責任を取れるのか
それを見極める必要がある
要は己の器次第