部屋の灯り消したままで
温もり手さぐり
窓の外の 木枯らし聞くと
愛しさが ふくらむのよ

時が経てば涙になる
言葉じゃないのよ
欲しいものは 広野のような
飾らない広い心

ゆらゆら 星座が揺れる
ゆらゆら 私の胸も
口づけ一つ いつものように
強引に うばってよ

うっすらと 月に照らされて
浮き上がる あなたのシルエット
ゆっくりと 腕をさしのべる
あなたに頬笑みかえす
祈るように


熱い鼓動 聞こえるまで
温もり手さぐり
しがみついた あなたの胸に
頬ずりを くりかえす

いつでも 私のために
その目を 閉ざしたときに
私一人 まぶたに描き
強引に抱きしめて

うっすらと 夜が更けていく
込み上げる 吐息に気づいて
ゆっくりと おそう眠気の中
あなたに心が叫ぶの

この夜が明けても
帰らないでよ

うっすらと 夜が更けていく
込み上げる 吐息に気づいて
ゆっくりと おそう眠気の中
あなたに頬笑みかえす
祈るように