青空ノ鐘

🔔青空ノ鐘🔔

あおぞらのかね

💬当記事は、記事テーマ「魅李園虹房」に帰属する、鐘子店本樹の書斎の一つ。追走記事「蟻鐘ノ森」に設置中の記事テーマ「鐘瞳木庵」も鐘子店本樹の書斎の要素を含みますが、当記事は、その分室の一つとなります。

　主に、追想記事の随所に設置中の「〇〇ノ鐘」にて発信中のメッセージを独立した記事に仕上げる際は、一旦、当記事に移動させて行います。

💬記事テーマ「魅李園虹房」本体との連携を常に図ります。

　人間性は繊維、縁という糸を紡ぎ出せる。

　縁という糸は、結ぶ事も出来れば、縒(よ)り合わせて強固な絆にもなる。また、織り成せば優柔な生地(喜事)に仕立てられもする。

　己の人間性や誰かとの縁(出会い)に無頓着となれば、折角の可能性が不意となる。己や周囲の人間に関心を持って生きる事が肝心である。

　誰かとの出会いにより自分らしさは多様化し、多用化もする。

　自分らしさに唯一の正解はない。全てが正しいと言えるが、全てが誤りであるとも言える。

　結局は、どの自分らしさを信じられるのかという事が鍵である。つまり自分らしさの信憑性。

　誰にでも自分の為の靴がある。靴とは、二足のわらじの意味を踏まえ、現代風に言い換えたもの。

　靴を、自ら作る場合もあれば、誰かに与えられる場合もある。また、二足どころか、三足、四足と多足を得て多職家となる場合もある。

　靴の入手方法も数量も問題ではない。肝心なのは、得た靴を「自分のもの」だと言えるか否か。