タラート・サオにいます。
こちらは昼を少しすぎたころです。

タラートは地名でしょうか?
サオは朝。朝市を意味します。

朝市といっても、8時からだらだらはじまりだし、夕方ぐらいまで店は開いています。日用品と少しの土産品、あとはゴールドを扱う店がほとんどです。

路を隔てて向こうにある、タラート・クアディンは食肉を扱います、魚介も扱います。

異国の市場を見るのが好きです。
わからないなりに、あれこれ訊いてみますが、お互いになにを訊かれてているのか、言っているのかよくわかりません。

ただ、そこで生活しているひとの日常を、少し垣間見ることができて、好きなのです。

土地に、土地のひとに、愛着と敬意をもたなければ、旅はできません。愛着と敬意は、特別なものでなく、日常へと向けられます。

いま、タラート・サオのフードコートにいます。
思い思いに、たくさんのひとが、好きなものを食べています。実は昨日もここへきました。昨日は2度こちらにきました。快適なのです。

フードコートはありがたいことにWi-Fiがつながり、ラオスのひと時、こうしてみなさんとお話することができます。

さて、そろそろ宿に帰って、たくさん手にした、ラオスの、ビエンチャンの日用品をカバンに詰めなおさなければなりません。旅も終盤。

カバンを詰めなおしたら、すぐそこ、メコンの川風に吹かれてこようかと思います。