金銀など先物取引は、絶対×ですね。
Ressurectin さん http://ameblo.jp/neomanichaeism/entry-11961145823.html経由
マスコミに載らない海外記事さん http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-c47a.html から前半転載↓ ※末尾にkatsukoのコメント
ニューヨーク・タイムズ、ジュディス・ミラーの後釜を確保
2014年4月16日
Paul Craig Roberts
リバタリアン・イデオロギーは民営化に好意的だ。
ところが実際上は、民営化は
通常リバタリアン・イデオロギーが主張するものとは全く別の結果に終わる。
民営化は、ほとんど常に、有力なコネがある私的利権が、
国庫と公共の福祉を略奪する方法と化す。
フランスやイギリスで、ネオリベラル時代に、
そして今日のギリシャ、明日のウクライナで起きる民営化の大半は、
政治的コネがある私的利権による公共資産の略奪だ。
別の形の民営化として、刑務所運営や、
軍隊給食等、軍部への様々な供給業務の様な
伝統的に政府のものである機能を、
一般国民の負担を大幅に増大させ た上で、民間企業にまかせるものがある。
本質的に、リバタリアン・イデオロギーは、
後で政治家達に謝礼を渡す、特権を与えられたごく少数の連中に、
おいし い公共契約を与えるのに利用される。
こうしたものが“自由企業体制”と呼ばれている。
アメリカにおける刑務所民営化は、
民営化による途方もないコストと不正の見本だ。
刑務所民営化をすると、収益性を高める為、受刑率を更に上げること が
必要となる。
“自由の国”とされているアメリカは、あらゆる国々の中で、最高の受刑率
誇っている。“自由な”アメリカは、人口中、受刑者の比率が最高
であるばかりでなく、絶対的人数も最大だ。
アメリカの4倍の国民がいる“独裁主義的な”中国の方が、
刑務所の受刑者が少ない。
この記事は、有力な縁故がある私的利権にとって、
刑務所民営化がどれほどうまく機能するかを示している。http://www.globalresearch.ca/privatization-of-the-us-prison-system/5377824
刑務所民営化は、アメリカにもたらした途方もない恥辱、腐敗、不名誉をも
示している。
数年前、少年達を自分達の施設に送る判決をだすように、
民営少年鑑別所から金を受け取っていた二人の判事による判決
について書いたことがある。
哲学者リルのアラン、そして後にカール・マルクスが言った通り“金が全てだ”。
アメリカでは、政治制度にとって、また国民の大多数にとって、
重要なのは金だけだ。本質的に、アメリカに、他の価値観はない。
もう一つのリバタリアンの偉大な幻想は、ウオール街だ。
リバタリアンの神話では、
ウオール街は、産業、製造業、商業の巨大企業へと発展する
起業家や 新規企業の母だ。
現実には、ウオール街は膨大な腐敗の母だ。
ノミ・プリンズが『大統領付き銀行家団:アメリカの権力を動かす隠された同盟』
で示している通 り、常にそうだった。
最近、ウオール街の内部告発者が続発している。
パム・マーテンスは自分のサイト、Wall Street On Parade(ウオール街総出演)
で多くのことを報じている。http://wallstreetonparade.com/2014/04/insiders-tell-all-both-the-stock-market-and-the-sec-are-rigged/
リバタリアン理論家連中とは違い、プリンスやマーテンスは
元ウオール街内部の人間であり、
自分達が言っていることの中味を理解している。
アメリカのあらゆる金融市場は
極少数の人々の利益の為に不正操作されている。
コンピューターによる高頻度取先回り売買注文が暴露された。
大手銀行の LIBOR利子率不正操作や、ロンドン金価格不正が暴露された。
連邦準備金制度理事会が、従属する地金銀行を利用して、
金価格先物市場不正操作していると いう暴露もあった。
議会聴聞会で、金属価格や商品価格の不正操作も暴露された。
ドルの交換価値は不正操作されている。その他その他。
ところが誰の首も飛ば ないのだ。
最近SEC検察官ジェームズ・キドニーが退職した。
退職時に、彼は犯罪的な大銀行に対する彼の訴訟が、
政府職員として働いている間、保護してお く銀行の要職につくことばかり
考えているSEC幹部によって握りつぶされていたことを明らかにした。
これでお分かりだろう。アメリカ合州国政府は、もう圧倒的に腐敗していて、
金融監督機関でさえ、それを規制するべき民間金融業の金で買収されているのだ。
ここまで転載