以下のようなりっぱなミニコミ紙があるそうです。紙版は写真あり。

特に赤字の部分をご覧ください。以下転載:

 

戦争はいやだ!市川市民の会 ニュース・53 t 


2013年12月28日 発行


<連絡・問い合わせ 戦争はいやだ!市川市民の会

連日、寒風吹きすさぶ中、この国の政治は凍てつく風の日々! 2割の票で多数派となった安倍自民党が公明党を右手に引き連れて独走。この間の悪しき数多の事例を挙げるまでもなく、国民世論・動向、過去のいきさつ等をあっさりと無視し、内容も方法も権力的に新路線化して平然としている。国民的衆知への配慮などないままに政治が変わっていく。「気がついたら憲法が変えられていた」、このナチス風手口が現実になりそうな気配さえある昨今。地域での市民の立ち上がりが急務。そして今日26日夕、「安倍首相、靖国参拝」のニュース! 「あなたに先はない!」


【報告】 5回「集い」 石丸小四郎さんのお話 *あきれるほどに遅くなりました!

テーマ 福島県・双葉の今・・・・その現実と願い

<石丸小四郎という人> インタビュー記事や新聞記事によると・・・

福島第2原発立地の富岡町在住し双葉町郵便局で働き、かつての全逓労

の運動家であった。誘われて地元の反原発運動にもかかわり、以後46年、

この地域の反原発運動を担い現在に至る。

合計約3兆円ものプラント建設、そして電源三法交付金などによる40年間

4000億円もの原発マネーが、わずか76000人の町に流れ込んでくる

只中にいた。その現金収入に怖くなる人、気持ちよくなる人を見てきた。

そしてこう指摘する。『原発集中地帯で原発が安全だと思っている人は極めて少ないです。危険と思っていてもそれが日常だと、毎日排気塔を見ていると、「当たり前」の風景になります。勉強していないと、原子炉の中に一年間で広島型原発1000発分の放射能を内包しているのだ、ということは分からない。一方で原発の恩恵だけは日々前面に出てくる。』

こうも言う。『少人数でも運動できるよう街宣車を買い、「これ以上原発はいらない!」と10年前から宣伝して回っていますが、石をぶつけられたとか、止めろこのバカとか言われたことは一度もないです。住民の中に石丸のような人間もいなければならないという考えや、俺にはできないけどがんばってくれという声もあります。』

<この日のお話は、パワーポイント映像に添いながら多岐にわたった>

○原発立地地域の末路として、ゴーストタウン化した双葉町駅前通りが紹介された。

虚しく残ったアーケード「原子力 郷土の発展 豊かな未来」、車道をふらつく野生化した飼い犬たち、28カ月そのままの倒壊家屋。そして田畑を一面覆い尽くしたセイタカアワダチ草は無念を伝える。

○痛撃な打撃を受ける福島県としてたくさんの被害が紹介された。

県民人口激減202万7000人余(2011・1)→194万8000人余(2013・9) 避難者総数15万5679人(2013・9) 県内9万4000余人県外6万4人 県内仮設住宅、1DKの狭さは命縮める、劣化も始まる。 震災関連死認定数1555人(2013・10)、双葉厚生病院の野戦病院化、396人入院中50人が避難途中に死亡。複合災害の想定なし。残された障がい者4施設300人と介護老人施設、施設での死亡率は震災前の2.4倍。

畜産農家の悲劇、36キロ圏内に376戸の農家、牛4千頭、豚3万頭、馬100頭、鶏63万羽が飼育。県から賭殺承諾書もらいほとんどが殺された、馬の目に涙もあったという。難を逃れた家畜の一部には、共食いや野生化も。 子ども問題、出産率25%減、野外活動制限による肥満増、転校先で不登校や引きこもり増。 自治体労働者の疲弊、早期退職者増、精神疾患休職者増(いわき市の場合3625人中30日以上の休暇取得者67人に及ぶ)

県の約2/3が放射線管理区域、150万人が生活。

水素爆発による膨大な量の放射性物質→それらは除染しても無くならず移動するだけ。

安倍首相の「ブロック」は大ウソ。

放射線量、双葉町最大値1590μ㏜/毎時、いわき市庁舎23.72μ㏜/毎時。

子どもの甲状腺ガン疑い増、鈴木教授「原発爆発との因果関係否定」

原発周辺の「動植物異常」相次ぐ。

○まるっきり進んでいない「除染」

「除染状況重点調査地域40市町村の実施状況」(2013・8末)によると住宅除染完了は20.3%にすぎない。

○東京電力KKの危険な体質

①13ヶ月に一度の「定期検査」日数を、90日から 30日に短縮。

②「定期検査間隔」を、13ヶ月に一度 を24カ月に延長。

③原発心臓部といわれる再循環系配管に多少の傷があっても運転できる制度の改正。

④「原発寿命」を、40 年から50~60年でも可能な制度に改正。

○地震・津波対策が限りなくゼロに近い東電

2012年3月清水社長は記者会見で「想定外の 津波にやられた」と発表。

しかし「政府事故調」によれば、2008年に東電は、M8.3の明治

三陸沖地震規模の地震が福島沖で発生すれば第一原発1~4号機では

15.7にまで遡上する、と予測していた、が何も対策を講じていな

かった。

○汚染水の深刻さはその立地地層に

「原発は岩盤の上に・・」は大ウソで、水を通しやすい軟弱な透水層の上に立っていて、

汚染水が地下に浸透すれば地下水に合流し直接海へ流出する。

○原発作業員不足の問題

現状は必要人数の3割程度。

雇用条件:廃棄物除去作業・・一日2時間で日当3万円

同じ作業で安全な場所の場合・・日当1万~1万2千円(住宅、3食付)

「作業員2万4千人 確保」とウソを言いつつ、スペインや日系ブラジル人向け求人が始まっている

○私の願い

①国の3つの政策を許さないたたかい・・・

過酷事故の風化/過酷事故の過小評価 /放射能とがんの因果関係否定

②原発を推進してきた人々の責任追及(告訴)、

③避難住民に特別立法の制定(被曝手帖、医療費無料化他)、

④原発輸出絶対反対。

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経産省エネルギー計画、路線転換!

≪速報≫12/6参議院本会議PM11近く、議場で4人が連行され、翌朝Aさんだけが逮捕・拘留へ!

家宅捜査までされた。明日27日、起訴有無が決まるという。安倍の政治的感性では予断を許さない。

12・26「秘密保護法」廃止を求める緊急院内集会

Aさんの被疑事実、笑えます。

運動靴を議場内に投げ入れ、 進行を阻害し業務である会議を妨害、よって「威力業務妨害罪」だと。靴は誰にも当たらず、議場は議員の出入りやヤジ等ですでに乱れていた、と泣いて叫んだ女性傍聴人の証言。

根本は、特別委も含めまともな「会議」であったか、にある

「30年代原発ゼロ」から ⇒「原子力は重要なベース電源」へ

再稼働宣言、核燃サイクルも推進!

12・22野音集会

→国会大包囲15000人、成功!

(怒)鎌田さん*安倍は何も感じていない。

愛国心とか言ってるがやってることは亡国

だ。「原子力基本法」に<安全保障に資す>挿入し、軍事問題化に。命より企業利益!