“反政府軍”という語、大手マスコミが使っている場合は要注意ですよね。
とくに日本では。日本に、反政府“軍”というものはいなくても、
反政府勢力はいるわけですが、そうした勢力を、先日の秘密保護法に
関してのような例外を除くと、すごーく好意的に扱っているわけではない
ですよね、普段。東京新聞はそうでもないですが。
それなのにシリアについては、日本のマスコミ報道を見ていると、
反政府軍が正義で、反政府軍に対して反撃する政府軍は悪という
イメージを植えつけている感じではありませんか?
反政府軍というのは、その国の政権に倒れてほしい人たちが
“出資”や“派遣”をしているのだと、ネットで知りましたが、
その指摘を証拠づける話を見つけました。
以下転載↓ 赤字=katsuko , 末尾にkatsukoの再コメント
http://rockway.blog.shinobi.jp/Date/20131226/1/
シリアではサンタクロースもテロリストと戦うのに忙しい
◆12月23日付
サンタクロースの衣装をまとった戦士がインターネットのソーシャル・メディアに掲載された写真は、
シリアに侵入したアルカイダ系テロリストと断固戦うというシリアのキリスト教徒の決意を示している。
シリアのキリスト教徒は、その他のシリアの少数民族と共に、三年前からシリアに侵入している
外国が支援するテロリストと戦うため武器を取って戦うために部隊を動員している。
寒い季節を迎えクリスマスの先触れとなる雪が降る中、シリアのキリスト教徒は自分達の住居を
離れずテロリストと戦うことを決意している。
外国が支援する武装グループは、アルカイダ系のアル・ヌスラ戦線テロリストを含めて、最近は
キリスト教徒が多く住む町や村を襲いキリスト教徒住民を殺戮してきている。
今月初め、オーソドックス教会のルカ・アル・ハウリ司教は、キリスト教徒に向かって、武器を取り過激派から自分達を守るように訴え、
国際社会に対し シリアの反政府民兵達
に武器の提供をやめないことを非難した。
国民に支持されているシリア軍は厳しい寒さという天候を利用し、テロリストに反撃している。
◆12月26日付
シリアではイスラム教過激派の者たちが世界中から集まってきて、その数は10万名になると言われているが、その内1万名近くが命を落したようだ。彼等はシリアをイスラム教過激派の国にしようとして、シーア派であるシリア政府転覆を狙い、シリア各地でテロ活動を継続してきた。
したがって彼等にとってはイスラム教のシーア派でさえ許せない存在であるからして、キリスト教徒などは更に許しがたい存在ということで、キリスト教住民の多く居住する町や村が襲われ、多くのキリスト教徒が殺戮の憂き目に遭って来た。それで、彼等も武器を手に取り反撃を開始している。本来ならばサンタクロースはプレゼントを持って子供達の元を訪れるのに忙しいはずであるが、シリアではプレゼントを持つ手に銃を持ってテロリストと戦うのに忙しいのだ。
しかし世界の主流メディアはシリアのキリスト教徒が虐殺され、誘拐されても沈黙を保ったままである。欧米諸国はキリスト教徒が大半の国であるがそこのメディアを牛耳っているのはユダヤ系であり、彼等のパトロンは今アルカイダ系グループを使ってシリア政権転覆を画策している者たちであるため、報じようとしない、腐った者たちである。
↑転載 ここまで
↓ ここからkatsukoの再コメント:
韓国軍の銃弾が足りない、いや足りてたとくだらない言い合いになって
いるスーダンも、シリアと同じようなことでは?
またイラク。フセインは専制君主だったけれども
安定はしていて、しかも国民がひどい搾取を受けていたかというと、
例えば医療費が無料だったそうではありませんか。
ここで重要なのは、“明治”“維新”もイラク、シリアと
同じだったのではないかということです。
政府軍(江戸幕府)VS反政府軍(薩長)という構図。
幕府が固陋<ころう>、薩長が“自由民主”(どこかで聞いた言葉(笑))
だと、なんとなく思いこまされてきましたが、実際はどうか?
江戸幕府の政治は、もちろんずっと続いてよかった政治では
ありません。が、悪いものを倒した後に出てきた新しいものが
いいものであるとは限らず、もっと悪いものとなる場合もあるのです。
何よりも重大なのは、“明治維新”後150年経っている今の政権
がなお長州の系統だということです。
特に、今日初めてこのブログに“来て”下さった方、
「ジャーディン・マセソン商会 グラバー」「THINKER 長州」などを
ぜひご検索ください。