自分は1%側だと錯覚している○鹿が多い 131226
晴彩さんが、「生活保護を受けられるか、どうか」という記事で、
自分の財産が、怠けている人への生活保護費支給用に
使われるのは嫌だと思う人が、生活保護減らし断行を
あたかも党是としているかのような自民党に入れているのだろうが、
そういう人でもいつ財産を没収されるかわからないのだから、
それに気付いてもらいたいものだという趣旨(ちょっと意訳?)のことを
書いていらっしゃいました。
それで思い出したこと:
岩上安身さんが、週刊プレイボーイ(だったとおもう)の記
どうしたら財産を保全できるかといったことを聞かれたそうです。
「彼は自分が1%側だと思っているのだろうとおもう。だが1%というのは
年収が10億円、100億円といった人たちを指すのです」
と、岩上さんはあきれていらっしゃいました。
“グローバル”な経済がどのような力学で動いているのかを理解
していない人に限って、“グローバル”経済で自分が未来永劫
勝ち残っていけると勘違いしている傾向があるのではないでしょうか。
リーマンショックの後、“一流”金融会社にいた人が失職し、
ホームレスになったり、カフェのウェイターにやっと生計を
見出したという報道を忘れたのでしょうか。
飛行機に乗る人は、それが墜落することは絶対にないという
思っているのだそうです。心理学用語でなんとかというのです。
飛行機に乗るときには必要な心理機制かもしれませんが、
マスコミ報道を評価したり、投票に行ったりするときには
そうした根拠のない楽観は自分を危地に追いやるだけです。