「脱原発いろはネット」さんから転載：
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原発「新安全基準骨子案」のパブコメも28日締切
規制委に抗議し、 拙速な新基準に意見を！
前号でも触れたように、原発の災害対策指針案は1月30日に公表、わずか2週間のパブコメ
（国民の声募集）で12日締め切られた。そして今、「新安全基準案」のパブコメも今月末で締め
切られようとしている。更田規制委員は、昨年、基準作成には本来3年～5年程度かかると述
べていたが、それを数ケ月でつくること自体無謀だ。
まして、東電の調査妨害により、事故原因も未解明なことが明らかになった。
また、ベント前に10キロ圏で通常の720倍という放射能が拡散していたことも、この22日公に
なった。事実上福島県の情報隠しによっていたのだ。このような重大事が伏せられたままでの
新基準は万全であるはずがない。
基準作成関与の委員らは原子力ムラの金ずる委員が多く、批判的委員は排除されている。
説明会も意見聴取会もなく、ただパブコメのみでカムフラージュしようとしている。野田政権の
時、１次ストレステストに合格すればとか、どさくさに安全基準を策定、それに合格したとして
大飯原発を再稼働した、あのやり方が再現されようとしている。規制委員会は「新安全基準」
を本年７月に施行し、原発を再稼働しようとしている。
それを止めるために、規制委のやり方に抗議し、拙速で大慌てで作成した「新安全基準案」
にNOを訴えよう。その一つとして、パブコメに是非意見を提出しよう。７日から２８日までです。
イロハネット読者からも質問がありましたので、Ｙさんから送られた原子力規制を監視する会
の資料を紹介します。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
新安全基準骨子案は、大きく３つに分けられています。
①新安全基準（設計基準）骨子案
②新安全基準（シビアアクシデント対策）骨子案
③新安全基準（地震・津波）骨子案
これらをしっかり読んで意見を述べるには結構労力が必要です。
そこで、皆さんが簡単に意見を書けるように、意見集を作成しました。(添付します）
これらを参考に是非是非パブコメを出してください。
パブコメ募集案内などは次です。
「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準骨子案」に対するご意見募集について
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130206.html
提出は、新安全基準・シビアアクシデント と 地震・津波 の２種に分けられ、
それぞれ２０００文字以内の意見が書けます。
（１）新安全基準、シビアアクシデント
意見募集用フォーム（ホームページで入力）
https://www.nsr.go.jp/ssl/public_comment/bosyu130206_1/
（２）地震・津波
意見募集用フォーム（ホームページで入力）
https://www.nsr.go.jp/ssl/public_comment/bosyu130206_2/
なお、原子力規制を監視する市民の会で、下記のようなセミナーを行います。
さらに詳しく知りたい方はご参加ください。
◆日時：2月25日（月）18:00～20:00
◆場所：参議院議員会館B107（最寄駅：永田町駅・国会議事堂駅） 地図（国会周辺図）
◆ゲスト：井野博満さん（東京大学名誉教授／元ストレステスト意見聴取会委員）
～～～～～ 間もなく 二周年 福島の今 （その１） ～～～～～～～～～～～
原発人災大事故の責任は誰もとっていない？！
２２日東京地検包囲・東電抗議に福島からも怨秘め多数参加
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
もうすぐ３・１１ 二周年を迎える。フクシマの事故が人災であることは政府事故調でも明ら
かにされた。数知れない人たちが故郷を、海を、生活を、人生を奪われ、放射能汚染にさら
されている。今なお１６万名の人たちが避難を余儀なくされている。しかし、誰一人、責任を
とっていない。
こんなことが許されるのか。事故の費用は値上げや税金で賄い、実質責任は何も取らない。
事故当時の東電幹部は関連会社の社長や幹部として迎え入れられている。電気力ムラは
どんな事故を起こしても救われる。これでは第２のフクシマも不可避だ。これが民主主義の世
なのか。
業を煮やした人たち約１万４０００名は、事故を招いた東電の社長ら幹部、原子力安全委員
や保安院幹部らを昨年、東京地検と福島地検に告訴した。しかし、地検は、今年になって
事情聴取をやっと始めた程度で、３月幕引きのシグナルが流されている。
このような状況は絶対許せず、急遽、地検に対する署名運動が行われ、２２日に地検包囲
の行動が取り組まれた。４万名余の署名提出、厳重捜査の申し入れ、700名余の参加者で
＊強制捜査をせよ！＊東電を告訴せよ！＊保安院を告訴せよ！＊安全委員会を告訴せよ！
＊山下俊一を告訴せよ！のシュプレッヒコールを地検にぶつけた。
引き続き、東電本社前に移動、東電の責任追及や損害賠償の速やかな履行を求めた。
数十名の代表団による申し入れとともに、＊東電は自首しろ！＊東電は責任を取れ！と声高
く東電に怒りをぶつけた。
なお、小生のお預かりした２0名の署名はこの日お渡ししました。未提出分は告訴団事務局
に直接お送り願います。（３月５日締め切りです）
～～～～～ 間もなく 二周年 福島の今 （その２） ～～～～～～～～～～～～～
がん多発へ 放射能被害深刻化！
２３日には新宿駅前で集団疎開裁判勝利訴え集会・デモ
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
◆福島の甲状腺がん
この2月に、甲状腺がんは3人となり、他に７人も細胞診でがんとされいる。
一般に100万人に一人と言われているので、福島の被検査者数３万８千人に対し、260倍以上
となる。今まで、チェルノブイリでは4年後から増加したとして、原子力ムラや御用医者らは、
目前で進行している福島の放射能被害を否定し無視してきた。彼らは実態を見ず、被害を小
さく小さく見せようとする。
諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏は、当時の現地のことを次のように記している。
「ぼくがチェルノブイリの放射能汚染地帯を初めて訪ねたのは、1991年1月、原発事故から4年
半後だった。当時、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）も世界保健機構（ＷＨＯ）も『原発事故で健康被害
はない。多くは放射能ノイローゼだ』と発言していた。
だが、実際にベルラーシ共和国の小さな村を訪ねると、複数の小児甲状腺がんの子どもが
いることに気がついた。当時は、甲状腺に注目した検診はほとんど行われていなかった。事故
後どの時点で小児甲状腺がんが発生したかは、検診が十分でなかったため、分からなかった。
すぐに手を打った。ぼくが代表をしている日本チェルノブイリ連帯基金（ＪＣＦ）は、日本から
甲状腺の専門医を連れていき、放射能汚染地域で甲状腺検診を始めた。原発事故と小児
甲状腺がんの因果関係が公的に認められたのは、この数年後である。」（毎日2/23）
◆低線量被爆の怖さを無視する国・県や原子力ムラ
政府・県、原子力ムラの面々は、低線量被ばくを意図的に軽視し、２０msv/年以下地域への
居住化を進めている。避難者の補償を打ち切り、無理にも帰住させようとしている。これは、
ウクライナやベルラーシの基準（５msv以上区域は移住義務、１～５msv区域は移住の権利
付与）と大きく食い違っている。国の基準である「放射線管理区域5.2msv/年や4万ベクレル
/㎡」とも矛盾する。放射線管理区域内では飲食禁止だし、業務が終われば速やかに退出し
なくてはならない。勿論居住は不可、一般の人は入れない。ところが、現在100万人の人たち、
子供も妊婦もこの危険区域で生活を余儀なくされ、それが正当化されているのである。
チェルノブイリでは小児がん以外にも被害は甚大で、100万人が犠牲になったとも言われる。
ウクライナ政府は、放射能被害は230万人に及ぶとし、被ばく者の子どものうち健康な子は
6％と驚くべき実態を明らかにしている。昨年、3回にわたり現地調査した小若氏（食品と暮らし
の安全基金理事長）は、10ベクレル程度の食物でも長期摂取は7割の子どもに健康障害を及
ぼしていると報告している。（日本は100ベクレル/kg許容）
このような状況に福島の子供らは、一昨年、集団疎開を求めて裁判を起こした。残念なこと
に郡山地裁では却下され、現在高裁で争っている。23日には、福島の方を先頭に新宿駅前で
街頭アッピール。700名規模の集会と繁華街一帯のデモを行った。
＜二周年と当面のアクションご紹介＞
二周年を迎え、全国で津々浦々で三桁のアクションが行われようとしています。
ここでは東京中心のいくつかを御紹介します。江古田映画祭のように3日から16日まで連日14
の核・原発関係映画上映やトークライブもあります。一つでも二つでもご参加ください。
◎3・1 毎金曜日官邸・国会前でも
時間：18時～20時
主催：首都圏反原発連合
◎3・4 チェルノブイル調査報告
講師：小若順一氏
時間：19時～21時
場所、主催：たんぽぽ舎（水道橋、０３－３２３８－９０３５）
◎3・6 ＣＯ２地球温暖化説の間違い
講師：平松建男氏
時間：19時～21時
場所、主催：たんぽぽ舎（同上）
◎3・9 つながろうフクシマ！さようなら原発大集会
日 時：３月９日（土）11：00開場
会 場：東京・明治公園 12：25 リレートーク
13：25 集会オープニングライブ リクルマイ
14：00～15：00 集会
発言者： 内橋克人さん、大江健三郎さん、落合恵子さん、鎌田慧さん、
澤地久枝さん、広瀬隆さん（作家）、福島から
デモ出発 15：15
主 催：さようなら原発一千万署名 市民の会
◎3・10 原発ゼロ大行動
日 時：3月10日（日）
会 場：日比谷野外公会堂
内 容：13：00 開会
14:00 デモ出発～ 国会議事堂前集会
17:00～19:00 各省庁前抗議行動
主 催：首都圏反原発連合
協 力：さよなら原発1000万人アクション、脱原発世界会議、原発をなくす全国連絡会
経産省前テントひろば、再稼働反対！全国アクション
◎３・１１ 反原発福島行動
会 場：福島県教育会館大ホール
内 容：12：30～ プレイベント
13：00～ コンサート
13：30～ 集会
15：30～ 県庁前を通って福島駅前までデモ
主 催：３・１１反原発福島行動実行委員会
◎３・１１ 東電本店前アクション
場所：東電本店前
時間：19時～
主催：福島原発事故緊急会議
◎３・１１ つながろうフクシマ！さようなら原発講演会
時間：１８：３０～２０：３０
会場：品川区立総合区民会館「きゅりあん」（ＪＲ、東急、りんかい線「大井町駅」１分）
＜講演＞
内橋 克人、大江健三郎、坂本龍一、後藤正文、澤地久枝、清水修二、吉岡斉各氏
主催：さようなら原発一千万署名 市民の会
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原発「新安全基準骨子案」のパブコメも28日締切
規制委に抗議し、 拙速な新基準に意見を！
前号でも触れたように、原発の災害対策指針案は1月30日に公表、わずか2週間のパブコメ
（国民の声募集）で12日締め切られた。そして今、「新安全基準案」のパブコメも今月末で締め
切られようとしている。更田規制委員は、昨年、基準作成には本来3年～5年程度かかると述
べていたが、それを数ケ月でつくること自体無謀だ。
まして、東電の調査妨害により、事故原因も未解明なことが明らかになった。
また、ベント前に10キロ圏で通常の720倍という放射能が拡散していたことも、この22日公に
なった。事実上福島県の情報隠しによっていたのだ。このような重大事が伏せられたままでの
新基準は万全であるはずがない。
基準作成関与の委員らは原子力ムラの金ずる委員が多く、批判的委員は排除されている。
説明会も意見聴取会もなく、ただパブコメのみでカムフラージュしようとしている。野田政権の
時、１次ストレステストに合格すればとか、どさくさに安全基準を策定、それに合格したとして
大飯原発を再稼働した、あのやり方が再現されようとしている。規制委員会は「新安全基準」
を本年７月に施行し、原発を再稼働しようとしている。
それを止めるために、規制委のやり方に抗議し、拙速で大慌てで作成した「新安全基準案」
にNOを訴えよう。その一つとして、パブコメに是非意見を提出しよう。７日から２８日までです。
イロハネット読者からも質問がありましたので、Ｙさんから送られた原子力規制を監視する会
の資料を紹介します。
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新安全基準骨子案は、大きく３つに分けられています。
①新安全基準（設計基準）骨子案
②新安全基準（シビアアクシデント対策）骨子案
③新安全基準（地震・津波）骨子案
これらをしっかり読んで意見を述べるには結構労力が必要です。
そこで、皆さんが簡単に意見を書けるように、意見集を作成しました。(添付します）
これらを参考に是非是非パブコメを出してください。
パブコメ募集案内などは次です。
「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準骨子案」に対するご意見募集について
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130206.html
提出は、新安全基準・シビアアクシデント と 地震・津波 の２種に分けられ、
それぞれ２０００文字以内の意見が書けます。
（１）新安全基準、シビアアクシデント
意見募集用フォーム（ホームページで入力）
https://www.nsr.go.jp/ssl/public_comment/bosyu130206_1/
（２）地震・津波
意見募集用フォーム（ホームページで入力）
https://www.nsr.go.jp/ssl/public_comment/bosyu130206_2/
なお、原子力規制を監視する市民の会で、下記のようなセミナーを行います。
さらに詳しく知りたい方はご参加ください。
◆日時：2月25日（月）18:00～20:00
◆場所：参議院議員会館B107（最寄駅：永田町駅・国会議事堂駅） 地図（国会周辺図）
◆ゲスト：井野博満さん（東京大学名誉教授／元ストレステスト意見聴取会委員）
～～～～～ 間もなく 二周年 福島の今 （その１） ～～～～～～～～～～～
原発人災大事故の責任は誰もとっていない？！
２２日東京地検包囲・東電抗議に福島からも怨秘め多数参加
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もうすぐ３・１１ 二周年を迎える。フクシマの事故が人災であることは政府事故調でも明ら
かにされた。数知れない人たちが故郷を、海を、生活を、人生を奪われ、放射能汚染にさら
されている。今なお１６万名の人たちが避難を余儀なくされている。しかし、誰一人、責任を
とっていない。
こんなことが許されるのか。事故の費用は値上げや税金で賄い、実質責任は何も取らない。
事故当時の東電幹部は関連会社の社長や幹部として迎え入れられている。電気力ムラは
どんな事故を起こしても救われる。これでは第２のフクシマも不可避だ。これが民主主義の世
なのか。
業を煮やした人たち約１万４０００名は、事故を招いた東電の社長ら幹部、原子力安全委員
や保安院幹部らを昨年、東京地検と福島地検に告訴した。しかし、地検は、今年になって
事情聴取をやっと始めた程度で、３月幕引きのシグナルが流されている。
このような状況は絶対許せず、急遽、地検に対する署名運動が行われ、２２日に地検包囲
の行動が取り組まれた。４万名余の署名提出、厳重捜査の申し入れ、700名余の参加者で
＊強制捜査をせよ！＊東電を告訴せよ！＊保安院を告訴せよ！＊安全委員会を告訴せよ！
＊山下俊一を告訴せよ！のシュプレッヒコールを地検にぶつけた。
引き続き、東電本社前に移動、東電の責任追及や損害賠償の速やかな履行を求めた。
数十名の代表団による申し入れとともに、＊東電は自首しろ！＊東電は責任を取れ！と声高
く東電に怒りをぶつけた。
なお、小生のお預かりした２0名の署名はこの日お渡ししました。未提出分は告訴団事務局
に直接お送り願います。（３月５日締め切りです）
～～～～～ 間もなく 二周年 福島の今 （その２） ～～～～～～～～～～～～～
がん多発へ 放射能被害深刻化！
２３日には新宿駅前で集団疎開裁判勝利訴え集会・デモ
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◆福島の甲状腺がん
この2月に、甲状腺がんは3人となり、他に７人も細胞診でがんとされいる。
一般に100万人に一人と言われているので、福島の被検査者数３万８千人に対し、260倍以上
となる。今まで、チェルノブイリでは4年後から増加したとして、原子力ムラや御用医者らは、
目前で進行している福島の放射能被害を否定し無視してきた。彼らは実態を見ず、被害を小
さく小さく見せようとする。
諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏は、当時の現地のことを次のように記している。
「ぼくがチェルノブイリの放射能汚染地帯を初めて訪ねたのは、1991年1月、原発事故から4年
半後だった。当時、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）も世界保健機構（ＷＨＯ）も『原発事故で健康被害
はない。多くは放射能ノイローゼだ』と発言していた。
だが、実際にベルラーシ共和国の小さな村を訪ねると、複数の小児甲状腺がんの子どもが
いることに気がついた。当時は、甲状腺に注目した検診はほとんど行われていなかった。事故
後どの時点で小児甲状腺がんが発生したかは、検診が十分でなかったため、分からなかった。
すぐに手を打った。ぼくが代表をしている日本チェルノブイリ連帯基金（ＪＣＦ）は、日本から
甲状腺の専門医を連れていき、放射能汚染地域で甲状腺検診を始めた。原発事故と小児
甲状腺がんの因果関係が公的に認められたのは、この数年後である。」（毎日2/23）
◆低線量被爆の怖さを無視する国・県や原子力ムラ
政府・県、原子力ムラの面々は、低線量被ばくを意図的に軽視し、２０msv/年以下地域への
居住化を進めている。避難者の補償を打ち切り、無理にも帰住させようとしている。これは、
ウクライナやベルラーシの基準（５msv以上区域は移住義務、１～５msv区域は移住の権利
付与）と大きく食い違っている。国の基準である「放射線管理区域5.2msv/年や4万ベクレル
/㎡」とも矛盾する。放射線管理区域内では飲食禁止だし、業務が終われば速やかに退出し
なくてはならない。勿論居住は不可、一般の人は入れない。ところが、現在100万人の人たち、
子供も妊婦もこの危険区域で生活を余儀なくされ、それが正当化されているのである。
チェルノブイリでは小児がん以外にも被害は甚大で、100万人が犠牲になったとも言われる。
ウクライナ政府は、放射能被害は230万人に及ぶとし、被ばく者の子どものうち健康な子は
6％と驚くべき実態を明らかにしている。昨年、3回にわたり現地調査した小若氏（食品と暮らし
の安全基金理事長）は、10ベクレル程度の食物でも長期摂取は7割の子どもに健康障害を及
ぼしていると報告している。（日本は100ベクレル/kg許容）
このような状況に福島の子供らは、一昨年、集団疎開を求めて裁判を起こした。残念なこと
に郡山地裁では却下され、現在高裁で争っている。23日には、福島の方を先頭に新宿駅前で
街頭アッピール。700名規模の集会と繁華街一帯のデモを行った。
＜二周年と当面のアクションご紹介＞
二周年を迎え、全国で津々浦々で三桁のアクションが行われようとしています。
ここでは東京中心のいくつかを御紹介します。江古田映画祭のように3日から16日まで連日14
の核・原発関係映画上映やトークライブもあります。一つでも二つでもご参加ください。
◎3・1 毎金曜日官邸・国会前でも
時間：18時～20時
主催：首都圏反原発連合
◎3・4 チェルノブイル調査報告
講師：小若順一氏
時間：19時～21時
場所、主催：たんぽぽ舎（水道橋、０３－３２３８－９０３５）
◎3・6 ＣＯ２地球温暖化説の間違い
講師：平松建男氏
時間：19時～21時
場所、主催：たんぽぽ舎（同上）
◎3・9 つながろうフクシマ！さようなら原発大集会
日 時：３月９日（土）11：00開場
会 場：東京・明治公園 12：25 リレートーク
13：25 集会オープニングライブ リクルマイ
14：00～15：00 集会
発言者： 内橋克人さん、大江健三郎さん、落合恵子さん、鎌田慧さん、
澤地久枝さん、広瀬隆さん（作家）、福島から
デモ出発 15：15
主 催：さようなら原発一千万署名 市民の会
◎3・10 原発ゼロ大行動
日 時：3月10日（日）
会 場：日比谷野外公会堂
内 容：13：00 開会
14:00 デモ出発～ 国会議事堂前集会
17:00～19:00 各省庁前抗議行動
主 催：首都圏反原発連合
協 力：さよなら原発1000万人アクション、脱原発世界会議、原発をなくす全国連絡会
経産省前テントひろば、再稼働反対！全国アクション
◎３・１１ 反原発福島行動
会 場：福島県教育会館大ホール
内 容：12：30～ プレイベント
13：00～ コンサート
13：30～ 集会
15：30～ 県庁前を通って福島駅前までデモ
主 催：３・１１反原発福島行動実行委員会
◎３・１１ 東電本店前アクション
場所：東電本店前
時間：19時～
主催：福島原発事故緊急会議
◎３・１１ つながろうフクシマ！さようなら原発講演会
時間：１８：３０～２０：３０
会場：品川区立総合区民会館「きゅりあん」（ＪＲ、東急、りんかい線「大井町駅」１分）
＜講演＞
内橋 克人、大江健三郎、坂本龍一、後藤正文、澤地久枝、清水修二、吉岡斉各氏
主催：さようなら原発一千万署名 市民の会