ブログ de なんで屋 @東京
http://blog.goo.ne.jp/nande_ya/e/f7bc67c6fdd78f678165fed1aaf1d628 さんから転載

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みなさん、ツバル諸島って知っていますか?
オーストラリアの近く、ポリネシアに存在する美しい諸島で、現在存在する国家の中では最も人口の少ない国家です。



ポリネシアらしく、サンゴ礁に囲まれた美しい島ですが、この国は世界中に知られる大問題を抱えています
それは、地球温暖化による海面上昇で、島が海に沈もうとしていること
この衝撃的な写真を見てください。これは集中豪雨ではありません!海に侵食されているんです!!








まさに国家存続の大危機で、ツバル政府はニュージーランド政府と協議し、国が海に沈む前に、ニュージーランドへ大移民しようとする計画を立てています

ツバルの海にいつか潜ってみたいと考えていた僕にも、非常に関心のある問題で、なにか対策はないか・・・と考えていました。ところが、今回ネットサロンで色々調べる中で現地在住邦人による驚くべきレポートを見つけてしまったのです

以下「天国に一番近い島 ツバルにて」 からの引用です。

2004年、前ページの「序章」を書いて、ツバルに出発しました。「半年間、あり金が尽きるまで、住んでみよう」との決意でした。ところがこの後、たまたまツバル首都フナフチで日本からの取材メディアのコーディネートの仕事をいただいて生活資金を得て、さらに長期住むことが可能になったのです。2007年までに計1年3ヶ月、ツバルに暮らしています。ほんとうにありがたいことです。お世話になった方々すべてに、心から感謝します。

この決意を書いた2004年から今までに、大きく学んだことがあります。この時、日本で得た情報から、「数十年後には沈むのでは、と危惧されている国のひとつだ。1980年代からは、その兆候である水害がだんだん目立ってきている。」と書きました。ところが実際に現地で調べてみると、数十年後にはまだまだ沈まないことが解りました。

そしてすべての「沈むツバル」報道は、9つの島のうち一番海抜が低い首都の島のみでの取材にもとづいていた、ということも解りました。つまり正確を期すならば、「沈むツバル」ではなく、「沈むフナフチ」という問題だったのです。そして、その首都フナフチに起こっている、年に一度の大潮時の洪水現象さえも、海面上昇による現象というよりはーもっと直接的な、この島に対する人災であることを知りました。

第2次世界大戦中、アメリカ進駐軍がこの島の土地の大改造をしたのです。脆弱なサンゴの島の中心にあった海水湖・沼・プラカ芋畑を埋め立て、滑走路をつくるために、島のあちこちから土を採掘してボコボコにしました。

人為的な改造は海岸線でもなされました。首都の西側(ラグーン側)は、政府庁舎や国営ホテルその他政府用敷地の拡充のため、広範囲に埋め立て拡張されています。また、道路建設用の骨材を採るために、このラグーン側のサンゴ礁を掘削したので、海底に穴が開いている状態で、その穴に海岸線の砂が流れ込み、侵食が進んでいます。

そんな侵食状態の海岸線の、倒壊したココナツの木をブラウン管で流して、「海面上昇でこのようにココナツが倒れています。」とだけしか言わないアナウンスは、かなり正確な報道から離れています。
一般にマスメディアは、センセーショナルで分かりやすいテーマひとつに焦点を絞って番組や記事を企画します。「海面上昇問題」で番組や記事を企画すると、予算を組んでツバルに来て、日本であらかじめ作っておいた番組台本に沿うシーンのみを、急いで撮り集めます。その過程で、現実のもっと複雑な要素が見えてきても、予算・取材期間の都合上、ほとんど見て見ぬふりで、カットしてしまいます。

気候変動政府間パネル(IPCC)により、近年のツバル近海で、毎年2.0±1.7mmの上昇が報告されています。つまり、実際にこの辺りでは海面上昇は、年2mmずつほどは、起こっているのです。しかしそれを誇張し、視覚で分かりやすいからといって、洪水のシーンと結びつけて報道し、戦争の傷跡や、土木整備のために人間がこの小さなサンゴの島を切り刻んだ歴史に目をふせて、それは報道しないのは、どうでしょうか。 

このように、マスメディアを通してくる情報は、あらゆる複合的事実・背景は視聴者・読者に伝えられないでもみ消されていることが、実は非常に多いのです。ツバルで取材メディアの内部に入り込んで多くの仕事をすることで、現代マスメディア社会のもつ、深刻な問題点と、盲点を発見することになりました。


なんだってー

あの衝撃的な写真は、マスコミがセンセーショナルに取り上げる為に作り上げたものだったのか!これじゃまさに捏造そのものじゃないか

しかも、ツバルは「海面上昇」によって、水没するのではなく、アメリカによる基地建設とその後の都市化=市場化による、「地盤沈下」によって、水没していると言うのが事実

脆弱な地盤を、アメリカが無理やり開発し、穴ぼこだらけの土地にした。そしてそこで都市化が進んだ。
美しいツバルを自己中な開発によって、海に沈めようとするアメリカも許せないが、その事実を伝えないマスコミも許せない
まさに「CO2による地球温暖化」という壮絶な詐欺が、より深刻な問題の真相を全く見えなくしている

このままでは、「環境問題の嘘」「CO2による地球温暖化」と言う壮絶な詐欺によって、ツバルだけでなく、世界中が後戻りできない事態へと陥ってしまう
そうなる前に、僕たち素人による事実報告と事実追求によって、「環境問題の嘘」を暴いていく必要がある!!体の良い誤魔化し、嘘に騙されず、皆で闘って行きましょう

なお、このレポートには、まだ衝撃の続編があります。
こちらも読んで見てください。
市場に沈んだツバルは海に沈む①
市場に沈んだツバルは海に沈む②