福島から避難した人のお子さんが姉妹二人とも甲状腺に腫瘍ができていた

という週刊文春の記事、同誌が銀行にちょうど置いてあったので、読んできま

した。

 避難先は北海道で、避難したのは6月になってからだった。

 腫瘍のことを言ったら、福島に依然住んでいる知人には

「せっかく避難したのにね」(この言葉自体はそれほど悪意のあるものでは

なかったのかもしれませんが)、既に避難していた知人には「だから

早く避難しなさいよと言ったでしょう」と言われ、ただでさえショックを受けて

いるのに、精神的にも傷ついてしまわれたそうです。親子で泣く日が続いた

そうです。

 北海道でこのお子さんたちの検査をした医師はボランティアで、

福島での検査の方法を聞いて確かめて、同じ方法をとったのだ

そうです。

 例の山下氏はしかし、メールか何かで、勝手に検査するなと

言ってきた。

 福島の子どもの検査を一手に引き受けたい、自分が検査しないうちに

他の人が検査して、治療等をしたりすると人体実験の邪魔になる

ということでしょうか。l

 その福島の子どもたち、何千人(何万人ではなかったとおもう)の検査は、

一巡するのに2(3?)年かかるというのです。

 この人物をナチスの誰かに喩えている人を見かけましたが、ほんとうに

そうですね。

 この人物にがんの研究に功労があったとかいった理由で朝日新聞が

賞を与えていましたっけ。すごい新聞です。