温暖化論は、大量生産・大量消費・大量廃棄を見直す―そして原発(と再処理だのプルサーマルだの増殖炉)を見直す気運をつくるというメリットがある一方、タービンを回すための蒸気をとる熱自体は、作るのにCO2を出さないというまやかしロジックで、原発推進にも使われるというデメリットがあるので困ります。 

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 100119夕刊

 ヒマラヤの氷河「25年消失」根拠なし?英紙 国連報告に異論

 =ワシントン勝田敏彦


 国連の気候変動に関する政府間パネルIPCCが2007年に出した第4次評価報告書で、ヒマラヤの氷河が「このまま地球温暖化が続くと、2035年までに消失する可能性が非常に高い」とした記述について科学的根拠がなかったと、英紙サンデー・タイムズが17日付で報じた。

  [中略]

 英紙テレグラフは、IPCCのパチャウリ議長が、温室効果ガスの排出量取引などで設けている銀行の顧問なども務め、その報酬はパチャウリ氏が理事長を務める団体に振り込まれていると報じている。同紙はパチャウリ氏のIPCC議長としての活動が、団体の活動拡大につながった可能性を示唆。「利益相反」の疑いに言及している。