違う会合に出たものの、このデモにはどうしても行きたくて、開始直後に日比谷公園に移動。

 プラカードを用意していかなかったのですが、「辺野古新基地を許さない!」と書いた、青地に白抜きのを貸していただけたので、それをもって歩いていました。 

 ふと見ると横を走っているバスの窓から、こちらに向けて、似たようなカードをわたしたちに見せている乗客が2、3人。中学生か高校生ぐらいの女の子と男の子。修学旅行か社会科見学かなのでしょう。フロントガラスに学校名が書いてあるのが、字が小さくて読めなくて、前に走って回りこんで見てみようとおもっているうちに、追い越されてしまい、確かめることができず残念でした。少しはにかんでいる、でもほんとうにいきいきした笑顔でした。また会いたいな。

 スポーツやファッションや“芸能人”以外の興味をもっている十代もいるのです。日本がイラク戦争に加担することに、だったとおもうのですが反対署名を、携帯などを使って一人で3千も集めた女子高校生がいたことを思い出します。

 あのとき小泉首相があの表情に乏しい笑顔でもって、「学校でちゃんと教えてくれないと困るな」などと言っていましたが、イラク侵攻は戦争屋のためのものだったとわかった今いったい何を思っているのか。彼女は風の便りで、退学処分にされたと聞いています。それをてこに国会議員に成長してくれるといいな。