文科省のHPに以下のようなわけのわからない記述があります。

 わからないながら、改めてわかったことは、文科省の安全性評価は以下の点を捨象した抽象的なものに過ぎないということです。

 ◇人の体が複雑で、さらに、入ってしまった放射性物質がどいう挙動をとるかも千差万別

 ◇またがんなどは、放射線が直接染色体を切ってしまうこと(NHK「核は大地に刻まれていた」参照。当ブログにもこの番組のメモを載せています)が原因となるのか、放射線がDNAに損傷を与えた事自体より、そこに活性酸素が入り込んでしまうことが原因となるのか、あるいは両方のケースがあるのか、ほんとうのところはわかっていないらしいこと



ICRPは、Pub.60において「実効線量」及び「等価線量」を導入している *2 。内部被ばくに関しては、これらはICRP Pub.26における実効線量当量、組織線量当量に対応するものである。内部被ばくにおける等価線量は、体内に取り込まれた後に複数の組織・臓器に分布している放射性核種から放出される放射線により、1つの組織・臓器が受ける吸収線量に、線質に係る放射線荷重係数を乗じて得られるものである。実効線量は、各組織・臓器の等価線量に組織荷重係数を乗じて身体の全ての組織・臓器について加算したものである。内部被ばくに係る線量は、成人に対しては50年間の、子供に対しては摂取時から70歳までの総被ばく線量を体内摂取時の線量として評価される。